自動コマンド完了ルール

作成したコマンド(XML または SQL クエリーから)が未完了の場合、以下の操作が自動的に実行されます。

  1. オートフィルトリガーのパラメータは Sample Scheduler コンフィグレーションのコマンドタブで定義します。各パラメータに値が割り当てられていることを確認します。

    • オートフィルトリガーのパラメータに値が割り当てられている場合、コマンドはオートフィルによる自動完了の対象になります。

    • 値が割り当てられていない場合、コマンドはオートフィルでは完了しません。

  2. コマンドが自動完了の対象となっている場合、オートフィルトリガー値の同じセットを持つテンプレートのオートフィルテーブルを確認してください。

  3. オートフィルテンプレートが存在する場合、コマンドはテンプレートの値によって完了されます。コマンドに値がすでに割り当てられたパラメータは、テンプレートの値で上書きされることはありません。

    注記: サンプルタイプおよびキャリブレーションランタイプのパラメータに、テンプレートに定義された値を自動的に入力する場合、対応するタグを XML コマンドから削除する必要があります。タグが空欄かブランクを含む場合、XML は無効となりコマンドは完了できません。

    オートフィルトリガーの値に同じセットを持つテンプレートがない場合、コマンドは完了できません。

  4. オートフィルが完了すると、自動完了の続きのステップが実行されます。

    • Sample Scheduler コンフィグレーションにデフォルト値(初期分析ステータス、デフォルトプロジェクト、デフォルトユーザー、デフォルトサンプル名、またはデフォルトの結果名)が定義されており、それらの値がコマンドにもテンプレートにもない場合、未完了のコマンドにはデフォルトのパラメータ値が割り当てられます。

    • コマンドは、ビジネスルール従う必要があります。希釈率 1 ~ 5、倍率 1 ~ 5、およびサンプルアマウントの一部の値がコマンドで指定されていないかシステムがチェックします。値が指定されていない場合、1 の値が自動的に割り当てられます。

  5. 完了したコマンドでは、XML 有効性のプロセスに従い、それが有効か無効かを判断します。XML 有効性のプロセスの詳細については、『Sample Scheduler for OpenLab インストールおよびコンフィグレーションガイド』の「コマンドの有効なプロセス」の章を参照してください。

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