²D ピークのノイズ計算

¹D ピークと ²D ピークのノイズの計算方法は同じです。自動、固定、相対が利用できます。

注記

ノイズの時間範囲は、¹D クロマトグラムと ²D 分画クロマトグラムの両方に適用されます。このため固定時間範囲を選択した場合は、¹D クロマトグラム(分析時間が長い)と ²D 分画クロマトグラム(分析時間が短い)の両方に指定した時間範囲が存在していることを確認してください。

1D データの場合と同様に、ノイズは必ず注入の前に測定された最新のブランクラン(サンプルタイプがブランク)から計算されます。ただし、ブランクのノイズ範囲を使用するときの動作は異なります。²D 分画クロマトグラムの ²D ピークの場合、ノイズはブランクランの「一致する」²D 分画クロマトグラムから読み込まれます。一致する ²D 分画クロマトグラムとは、以下の場合を指します。

  • 同じ ²D シグナルから生成された分画

  • ¹D シグナルにおいて、双方の分画の開始時間と終了時間が同じ(ドライバーの測定メソッドの時間精度±0.01 min)である

サンプルランのすべての ²D 分画クロマトグラムに対応する(一致する)分画が、ブランクランに含まれている必要があります。ノイズは、1D クロマトグラムのピークと同じ方法で計算されます。

結果は、²D ピークテーブルウィンドウの S/N 列およびノイズ列に表示されます。

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