シーケンスに待機行を追加

シーケンスランの一部として待機行を追加できます。待機行になるとシーケンスの実行が停止され、待機行以降の続行または中断を選択するまで、ランキューが待機状態になります。

待機行を含むシーケンスにシーケンステンプレートを適用すると、待機行は注入行ではないと見なされ削除されます。

シーケンス全体をダウンロードする機器(Headspace、CTC PAL XT、CTC PAL3 など)は待機行に対応していません。

  1. 待機行を追加するには、以下の方法があります。

    • シーケンステーブルのツールバーの追加  > 待機行を最後に追加をクリックし、シーケンスの最後の行に待機行を追加します。

    • シーケンステーブルのツールバーの挿入  > 待機行を上へ挿入をクリックし、シーケンスの現在選択されている行の上に待機行を挿入します。

    • シーケンステーブルを右クリックし、待機行を最後に追加または待機行を上へ挿入を選択します。

  2. 待機タブで、シーケンスが自動に再開されるまでの待機時間(単位:分または時間)を入力します。空欄にした場合、待機中のシーケンスを再開させるには、ランキューツールバーの再開 > 待機シーケンスの再開を選択してください。待機状態の間にランキューが一時停止された場合、待機中のシーケンスを再開する前にランキューの再開を選択してください。

    ユーザーが測定中のすべてのシーケンスを編集権限を持っている場合、他のユーザーのシーケンスを再開できます。

  3. 待機行にメソッドを追加する場合(注入を実行する前に機器の設定を変更するためなど)、測定メソッド列でメソッドを参照し選択します。

    シーケンスが実行され、待機行がシーケンスのアクティブな行になると、シーケンスの実行が停止され、ランキューが待機状態になります。ステータスバーは緑色のままで、ユーザーの操作を待機中のメッセージが表示されます。

    待機状態では、以下の測定機能を実行できます。

    • 一時停止:ランキューを一時停止できます。一時停止をクリックすると、ランキューが待機状態から一時停止状態に変わります。

    • 編集:現在待機中のシーケンスおよび保留中のシーケンスを編集できます。編集を適用しシーケンスを再開するには、更新と再開をクリックします。編集を適用しシーケンスを再開しない場合は、更新を選択します。

    • バーコードのスキャン:待機状態のシーケンスを編集しているときに、注入行を追加する場合、バーコードスキャンをクリックして、追加した注入バイアルのバーコードをスキャンし予測バーコード列に入力します。

    • 優先ランをキューに追加:優先シングルサンプルをキューに追加できます。サンプルは待機中のシーケンスより優先されます。優先ランの実行中は待機中のシーケンスは保留状態になります。優先ランが完了すると、保留中のシーケンスは待機状態に戻ります。

    • 完了した注入データのレビュー:シーケンスの待機行より前に完了した注入行に対して、完了した注入データをレビューできます。

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