スペクトルからマニュアルで MS ライブラリ検索

再解析中にスペクトルの抽出とライブラリ検索を行っていない場合：

準備

• 以下で説明している手順には、次の権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • データ解析  > MS ライブラリのマニュアル検索

  • 解析メソッド  > MS ライブラリパラメータの編集

  • 解析メソッド  > スペクトル抽出パラメータの編集

• プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

1. MS データを読み込みます。

   注記

   LC/MS データのライブラリ検索は、最初にカスタムライブラリを作成します。

2. MS 解析メソッドを作成します。メソッドのスペクトル分析 > MS ライブラリ検索ノードで、MS ライブラリドロップダウンリストからライブラリを選択し、必要に応じて検索パラメータを調整します。

   マニュアル検索の場合、自動で TIC ピークを検索チェックボックスのステータスは関係ありません。この場合もピークが検索されます。

3. 解析メソッドの抽出 > スペクトルノードから、必要に応じてバックグラウンド減算を調整します。

4. 該当する注入データに解析メソッドを関連付けます。

5. 該当する TIC または EIC ピークを選択し、このピークの MS スペクトルを表示します。自動的にスペクトルを抽出していない場合、ピークを右クリックし、スペクトル抽出を選択します。

6. MS スペクトルウィンドウで、特定のイオンを右クリックし、NIST ライブラリでスペクトルを検索を選択します。

   

7. クロマトグラムまたは結果レイアウトから、MS ライブラリ検索結果ウィンドウを開きます。

   MS ライブラリ検索結果ウィンドウに、ライブラリ検索された一致が表示されます。TIC ピークをクリックして対応する結果を選択します。ウィンドウの右半分に、選択したライブラリサーチ結果のリファレンススペクトルが表示されます。

   MS スペクトルウィンドウに、積分ピークに対して抽出されたスペクトルが表示されます。ライブラリ検索結果のリファレンススペクトルと比較できます。スペクトルを選択すると、対応するピークが MS ライブラリ検索結果ウィンドウに表示されます。