様々な検出器を連続して接続する場合(例えば、UV とMS 検出器)、各検出器が分析対象物を検出する時間はわずかに異なります。ディレイタイムを減らすには、検出器間を接続している配管のボリュームを最小限にします。
それでもわずかなディレイタイムは発生するので、ソフトウェアでシグナルの位置調整を行うことができます。
準備
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解析メソッドの全般 > シグナル ノードから、該当する検出器に対して ディレイチェックボックスをオンにします。
リストには、読み込んだデータに含まれているすべての検出器のシグナルが含まれます。
位置合わせを行うピークの RT (min) を入力します。一般的に、選択した検出器で最後に溶出したピークを選択するとよい結果が得られます。
RT からディレイを計算をクリックします。
メソッドを保存します。
データを再解析します。
すべてのスペクトルおよび EIC が削除されます。EIC および自動的に抽出されたスペクトルは、更新されたリテンションタイム情報で再作成されます。
ディレイを使用すると、リテンションタイムまたは MS および UV 両方のシグナルに基づいた計算に影響します。たとえば、
UV シグナルからのサンプル純度計算
UV ピークからの MS スペクトル抽出
注記
予測リテンションタイムなど、解析メソッドの値は、自動的には変更されません。必要に応じて、マニュアルで調整してください。
2D-LC アドオンをインストールした場合:詳細については、二次元シグナルの位置合わせを参照してください。
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