TIC SCAN シグナルから EIC をマニュアル抽出

準備

  • 以下で説明する手順には、データ解析 > クロマトグラムのマニュアル抽出および解析メソッド > クロマトグラム抽出パラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  1. m/z 抽出範囲が解析メソッドに設定されています。範囲を変更するには、解析メソッドウィンドウを開き、抽出 > クロマトグラムノードのパラメータを編集します。

    デフォルトの m/z 抽出範囲は-0.3+0.7非対称です。

  2. 注入データツリーから、関連データを右クリックし、コンテキストメニューのクロマトグラムの抽出...を選択します。

    または、TIC SCAN シグナルで関連ピークを右クリックし、コンテキストメニューからクロマトグラムの抽出...を選択します。

  3. 抽出したい m/z 値を入力します。質量範囲を入力することもできます。

    たとえば、273,311 または273,310.00-311.7。

    注記

    メソッドの抽出範囲パラメータは単一の m/z の場合に適用されます。

  4. 必要に応じて 極性、イオン化、フラグメンタ、およびゲインパラメータを入力します。使用できる値は測定済みデータによって異なります。さらに、値は選択に基づいてフィルターされています。たとえば、ポジティブ極性を選択した場合、ポジティブ極性のイオン化およびフラグメンタの値のみ一覧表示されます。

  5. クロマトグラムの抽出後に注入データを自動的に再解析するには、対応するチェックボックスをオンにします。

    抽出イオンクロマトグラム内のピークが再解析中に積分されます。

  6. OK をクリックします。

    選択したデータの EIC が抽出されます。EIC は注入データごとにシグナルのリストに追加され、他のシグナルと同様に表示したり非表示にしたりできるようになります。

  7. データを保存します。

    抽出されたクロマトグラムが、データと一緒に保存されます。

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