準備
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注記
サンプル純度結果ウィンドウは、クロマトグラムレイアウトおよび結果レイアウトでのみ表示されます。
関連データを読み込みます。
測定後に自動解析のメソッドを準備する場合、解析メソッドなしで測定された初期データファイルを読み込むことができます。
注入リストウィンドウで、純度計算のターゲットを確認します。ターゲットはすでに測定で設定されている場合があります。必要に応じて、ターゲット 1 ~ ターゲット 5 列のターゲットを調整します。
分子量(310 など)または化学式(C12 H14 N4 O4 S など)を入力できます。
データに解析メソッドが関連付けられていない場合は、LC/MS サンプル純度メソッドを開くか作成してデータに関連付けます。
注記
メソッド設定が LC/MS サンプル純度のメソッドのみ、MS サンプル純度セクションが含まれます。
異なるシグナルの位置合わせをするには:使用中のすべてのシグナルで発生した積分ピークを選択し、解析メソッドの全般 > シグナルノードから、該当するシグナルを選択し、各シグナルのピークのリテンションタイムを入力します。RT からディレイを計算をクリックします(MS と UV クロマトグラムの位置合わせを参照してください)。
ディレイは次の再解析時に適用されます。これによりクロマトグラム(MS や UV など)が揃います。
ラン全体でイオンクロマトグラムが抽出されるようにするには:メソッドの抽出 > クロマトグラム ノードから、絶対 RT ウィンドウおよび相対 RT ウィンドウの値として 0.00 を入力します。
メソッドの抽出 > スペクトルノードから、バックグラウンド減算方法を設定します。
再解析で積分されたピークからスペクトルを抽出チェックボックスをオンにします。
メソッドのMS サンプル純度 > プロパティノードで、サンプル純度の計算チェックボックスをオンにします。
最小許容純度を指定します。
再解析後に、すべてのターゲットが検出され、サンプル全体が純粋であるかどうかがサンプル純度結果ウィンドウにカラーコードで示されます。純度値が最小許容純度より小さいと赤色になります。
シグナルを選択します。MS シグナルを選択する場合、使用する計算も選択します。
ポジティブとネガティブ両方のデータを測定する場合、通常は MS 以外の検出器のシグナルを選択するとより良好な結果が得られます。
選択に応じて、対応する数式から純度が計算されます。計算の詳細については、MS サンプル純度計算を参照してください。
ポジティブイオンタブおよびネガティブ負イオンタブで、ターゲット分子に加える付加化合物を選択し、増加分を m/z で観察します。
必要に応じて、新しい電荷キャリアまたはニュートラルロスを入力し、+ をクリックしてリストに追加します。ターゲットイオンの最小および最大電荷の状態を調整し、イオンの多量体を選択します。
データを再解析します。
ターゲット、付加化合物、二量体/三量体、および電荷の状態に基づいてアプリケーションが EIC を抽出します。すべての EIC はクロマトグラムウィンドウに表示され、注入データツリーにリストされます。
たとえば、310 がターゲットで +H および +Na が付加化合物の場合、EIC は 311 [M+H] および 333 [M+Na] に対して抽出されます。
クロマトグラムレイアウトで、MS スペクトルおよびサンプル純度結果ウィンドウを開きます。
MS スペクトルウィンドウに、積分ピークごとに MS スペクトルが表示されます。
サンプル純度結果ウィンドウに、すべてのターゲットが検出されサンプル全体の純度が指定のリミットを上回っているかどうかがカラーコードで示されます。
純粋な結果のみ、または不純物が検出された結果のみ表示するには、テーブルの最上部にある各ボタンをクリックします。
ウィンドウの右部分に、選択した注入データのすべてのターゲットの詳細な値が表示されます。いずれのターゲットも確認されないか、純度が指定のリミットを下回る場合、そのデータのターゲット検出結果列および純度結果列が赤色になります。
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