「測定とクリーニング」 JetClean メソッドを作成、実行するには、MSD に JetClean または CI ガス流量コントローラが装備、コンフィグレーションされており、水素ガスがポート B に接続されている必要があります。
MS メソッド測定パラメータを設定します。
[メソッド] をクリックしてから
を開き、使用するデータ測定メソッドを開きます。
測定メソッドを新しいファイルとして保存 します(この例では、AcquireAndClean)。
[JetClean]をクリックし、[オペレーション]ドロップダウンから、[測定とクリーニング]を選択します。MSD がガスフローコントローラをコンフィグレーションしていない場合、このオプションは使用できません。
表示される水素流量は、デフォルト流量の .13 です。ここに表示される水素流量は、チューニングパラメータの水素流量と一致している必要があります(入力方法は以下のステップ 2 で説明)。
測定メソッドを保存します。
チューニングパラメータを設定し、機器をチューニングします。
[チューニング] > [オートチューニング]を選択し、[チューニングコントロールの要求]をクリックします。現在読み込まれているメソッドに関連付けられたチューニングファイルが読み込まれ、ファイル名とタイプが表示されます。
[チューニング] > [マニュアルチューニング] > [パラメータ]を選択し、水素ガス流量パラメータを 0.13 に設定します。測定とクリーニングメソッドを開発するときは、水素流量を最小限に抑えながら、良好な結果が得られるようにすることが重要です。
• 水素が少なすぎると、イオン源が十分にクリーニングされません。
• 水素が多すぎると、イオン源が「オーバーコンディショニング」されます。
デフォルトパラメータは、水素流量 0.13 です。JetClean メソッドを開始するには、まず、このデフォルトパラメータを使用してください。
ここで設定する水素流量は、上記のステップ 1 で説明した MS メソッドパラメータの流量と一致している必要があります(デフォルトは 0.13 です)。
測定とクリーニングのチューニングファイルとして認識できる名前でチューニングファイルを保存します(この例では AcquireandCleanHES_Atune)。
[機器のオートチューニング] をクリックします。
オートチューニング手順が完了したら、チューニングコントロールの解放 します。
新たに作成したチューニングファイルを MSD 測定パラメータに読み込みます。
[MSD] > [メソッド] > [測定]を選択し、[チューニングファイル読み込み] をクリックし、このプロセスに対して作成したチューニングファイルを選択します。(この例では AcquireandCleanHES_Atune。)
メソッドを保存します。メソッドを保存すると、GC パラメータと MS パラメータの両方がメソッドの説明とともに保存されます。
これで新しいチューニングファイルが読み込まれてメソッドが保存されました。この測定とクリーニングメソッドを使用して通常通りサンプルを処理できます。