EMF パラメータのモニタ(LC/MS)

リミットを設定し、それを超えた場合に EMF サービス期限メッセージを表示できます。このメッセージはログブックに追加されます。「EMF パラメータの変更(LC/MS)」を参照してください。

ダッシュボードの SQ デバイスのアイコンにカーソルを合わせると、SQ の EMF(Early Maintenance Feedback)メッセージが表示されます。たとえば、チェックチューニングやオートチューニングが期限切れになった場合に、それをレポートすることができます。

  1. 必要に応じて、[機器ステータス]をクリックします。

  1. [機器ステータス]ウィンドウで、[ダッシュボード]タブをクリックします。
  2. 必要に応じて、[取得]をクリックします。このイメージでは、[取得]がすでに選択されています

  1. ダッシュボードで SQ デバイスを確認します。EMF の横にチェックマークが表示されている場合は、メンテナンスは不要です。EMF の横に感嘆符(!)が表示されている場合は、メンテナンスが必要です。EMF の上にカーソルを置くと、どのメンテナンスタスクに注意が必要かがわかります。
  2. SQ デバイスを右クリックし、[メンテナンス]を選択します。
  3. [メンテナンス]ダイアログボックスで、黄色または赤色の進捗バーを見つけます。これらのメンテナンスタスクの実行方法については、「メンテナンスガイド」ビデオを参照してください。
    • オートチューニングが赤色の場合、MS のオートチューニング(LC/MS)が必要です。
    • チェックチューニングが赤色の場合、チェックチューニングの実行(LC/MS)または MS のオートチューニング(LC/MS)が必要です。
    • 注入カウントが赤色の場合、サービス期限に達しています。イオン源をクリーニングしてください。
    • ダイバータバルブ切替が赤色の場合、サービス期限に達しています。ダイバータバルブのシールと Stator を交換してください。
    • ラフポンプが赤色の場合、サービス期限に達しています。ラフポンプのオイルを交換してください。
    • ガスフィルターが赤色の場合、ガスフィルターが寿命に達しました。ガスフィルターを交換してください。
    • 検出器の状態が赤色の場合、EM ホーンの交換が必要です。高性能が提供できる期間のリミットに達しました。
    • ネブライザーのステータスが赤色の場合、イオンシグナルは一切観測されません。ネブライザーがつまっているか、キャリブラントボトルが空になっている可能性があります。
    • イオンインジェクタのステータスが赤色の場合、イオンインジェクタが詰まっている可能性があるか、イオンインジェクタの交換が必要です。
    • スプレー安定化のステータスが赤色の場合、スプレーの安定性が最適ではありません。ネブライザーを洗浄するか、組み立て直してください。

ユーザーインターフェイス

ユーザーインターフェイスに関する情報については、「EMF パラメータの変更(LC/MS)」を参照してください。