スプレーチャンバーパラメータのリセット(LC/MS)

機器に同梱されているオートチューニングレポートの値を利用すると、すべてに対して最適な値になります。これが利用できない場合は、以下のデフォルト値を使用します。

エレクトロスプレー チャンバーパラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ドライガス温度(℃) 300 ℃ 300 ℃
ドライガス流量(L/min) 7.0 L/min 6.0 L/min
ネブライザー圧力(psi) 20 psi 20 psi
VCap(V) 4000 V 4000 V

APCI スプレーチャンバーパラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ベーポライザー(℃) 325 ℃ 325 ℃
コロナ電流(µA) 4 µA 4 µA
ドライガス温度(℃) 300 ℃ 300 ℃
ドライガス流量(L/min) 6.0 L/min 3.0 L/min
ネブライザー圧力(psi) 15 psi 15 psi
VCap(V) 4000 V 2500 V

APPI スプレーチャンバーパラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ベーポライザー(℃) 300 ℃ 300 ℃
ランプ オン オン
ドライガス温度 (℃) 350 ℃ 350 ℃
ドライガス流量(L/min) 5.0 L/min 5.0 L/min
ネブライザー圧力(psi) 15 psi 15 psi
VCap(V) 3000 V 3000 V

MMI-ES+APCI スプレーチャンバー パラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ベーポライザー(℃) 200 ℃ 200 ℃
ドライガス温度 (℃) 300 ℃ 300 ℃
ドライガス流量(L/min) 5 L/min 5 L/min
ネブライザー圧力(psi) 40 psi 40 psi
VCap(V) 2000 V 2000 V
コロナ電流(µA) 1 µA 1 µA
チャージ電圧(V) 2000 V 2000 V

MMI-ES スプレーチャンバー パラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ベーポライザー(℃) 150 ℃ 150 ℃
ドライガス温度 (℃) 250 ℃ 250 ℃
ドライガス流量(L/min) 5 L/min 5 L/min
ネブライザー圧力(psi) 60 psi 60 psi
VCap(V) 2000 V 2000 V
コロナ電流(µA) 該当なし 該当なし
チャージ電圧(V) 2000 V 2000 V

MMI-APCI スプレーチャンバー パラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ベーポライザー(℃) 250 ℃ 250 ℃
ドライガス温度 (℃) 350 ℃ 350 ℃
ドライガス流量(L/min) 5 L/min 5 L/min
ネブライザー(psi) 20 psi 20 psi
VCap(V) 2000 V 2000 V
コロナ電流(µA) 5 µA 5 µA
チャージ電圧(V) 2000 V 2000 V

AJS ESI スプレーチャンバー パラメータ

パラメータ ポジティブ ネガティブ
ドライガス温度 (℃) 300 ℃ 300 ℃
ドライガス流量(L/min) 5 L/min 5 L/min
ネブライザー(psi) 45 psi 45 psi
シースガス温度(℃) 250 ℃ 250 ℃
シースガス流量(L/min) 11 L/min 11 L/min
キャピラリー電圧(V) 3500 V 3500 V
ノズル電圧(V) 500 V 500 V
  1. メソッド]をクリックします。

  1. ナビゲーションペインの[測定メソッド]ウィンドウで、機器の設定 > SQ をクリックします。
  2. 必要に応じて、[取得]をクリックします。このイメージでは、[取得]がすでに選択されています

  1. ナビゲーションパネルでチューニング > マニュアルチューニングを選択します
  2. チューニング > マニュアルチューニングの下にあるナビゲーションパネルで、イオン源を選択します
    イオン源パラメータは、チューニングファイルと一緒には保存されません。何らかのマニュアルチューニング操作を明示的に行うためにイオン源パラメータに変更を加えてそれをダウンロードすることはできますが、これらのパラメータは保存されません。メソッド内で設定されたイオン源パラメータは保存され、サンプルの測定に使用されます。
  1. (オプション)別のチューニングファイルを開きます。 をクリックして、[チューニングファイル読み込み]ダイアログボックスを開きます。チューニングファイルを選択し、[読み込み]をクリックします。
  2. をクリックして、チューニングする機器をロックします。チューニングが終了したら、機器のロックを解放してください。
  3. 使用可能であれば、ベーポライザーを入力します。ソフトウェアに同梱のレポートが見つからない場合は、上記の表を参照してください。
  4. ドライガス温度(℃)を入力します。
  5. ドライガス流量(L/min)を入力します。
  6. ネブライザー(psi)を入力します。
  7. キャピラリー電圧(V)を入力します。
  8. 使用可能であれば、シースガス温度(℃)を入力します。
  9. 使用可能であれば、シースガス流量(L/min)を入力します。
  10. 使用可能であれば、コロナ電流(µA)を入力します。
  11. 使用可能であれば、チャージ電圧(V)を入力します。
  12. チューニングファイルを保存します。
  13. をクリックしてこれらのパラメータを機器にダウンロードします。
  14. をクリックして機器のロックを解放します。チューニングが終了したら、機器のロックを解放してください。

関連項目

MS のオートチューニング(LC/MS)

チューニング > オートチューニング/チェックチューニングセクション