初回のオートチューニングの実行

初めてソフトウェアをインストールしたとき、また機器を真空排気したときは、オートチューニングを工場出荷時のデフォルト値で実行します。

オートチューニングが実行できるのは一部のイオン源のみです。別のイオン源が設置されている場合、オートチューニングを実行する前にオーとチューニングをサポートしているイオン源に変更する必要があります。

  • 6120C の場合、オートチューニングをサポートしているイオン源は ESI イオン源です。

  • 6125C の場合、オートチューニングをサポートしているイオン源は ESI イオン源です。

  • 6130C の場合、オートチューニングをサポートしているイオン源は ESI または AJS ESI イオン源です。

  • 6135C の場合、オートチューニングをサポートしているイオン源は ESI または AJS ESI イオン源です。

どのイオン源でもマニュアルチューニングは実行できます。「MS のマニュアルチューニング」を参照してください。

  1. メソッド]をクリックします。

    Ribbon_MethodLayout.jpg
  2. [測定メソッド]ウィンドウのナビゲーションペインで、機器の設定 > SQ をクリックします。

  3. ナビゲーションペインでチューニング > オートチューニング または チェックチューニングを選択します。

  4. 必要に応じて、[取得]をクリックします。このイメージでは、取得がすでに選択されています。

    Ribbon_TakeControl.jpg
  5. (オプション)別のチューニングファイルを開きます。TB_OpenATuneFile.jpg をクリックして、[チューニングファイル読み込み]ダイアログを開きます。チューニングファイルを選択し、[読み込み]をクリックします。

  6. TB_TuneControl.jpg をクリックして、チューニングする機器をロックします。

  7. 極性を選択します。ポジティブネガティブ、または両方を選択します。

  8. 工場出荷時のデフォルトで開始]を選択します。

  9. (オプション)[高速スキャン]を選択します。

  10. (オプション)[スペクトル]をクリックします。オートチューニングを実行すると、[スペクトル]ウィンドウにグラフが表示されます。

    Ribbon_SelectSpectrum.jpg
  11. TB_StartAutotune.jpg をクリックします。

  12. チューニングが完了したら、TB_UnlockTune.jpg をクリックして機器のロックを解放してください。

関連項目

高速スキャンを使用した MS のチューニング

チューニング > オートチューニング/チェックチューニングセクション