2 番目に大きい値の取得

この例では、多数のピークから 2 番目に大きいピーク面積を取得する方法を示しています。

  1. 以下に示す順で、少なくとも以下の列を含むテーブルを作成します。テーブルを面積降順に並べ替えます。

    a. リテンションタイム (RT)

    b. カウント

    c. 面積

    • リテンション タイム (RT)

    • カウント (Count)

    • 面積 (Area)

  2. リテンションタイムを集合変数として保存します。

    • RT 列のプロパティへ移動し、fx をクリックして式エディタを開きます。

    • 式の結果を別の名前で保存をクリックし、集合変数を選択して、名前を入力します。例:MyRetentionTimes。

  3. カウンターを追加します。

    • カウント列のプロパティへ移動し、fx をクリックして式エディタを開きます。

    • カウント関数を使用します。例: =Count(MyRetentionTimes)

  4. 2 番目の値へ移動し、集合変数として保存します。

    • 面積列のプロパティへ移動し、fx をクリックして式エディタを開きます。

    • 次の式を使用して、テーブルの2番目の値を小数点以下 3 桁に四捨五入して取得します。=iif(Count(MyRetentionTimes)=2, Round(ピーク_面積,3), 0)

      テーブルの 2 行目では、この式はピーク面積を返します。その他の行では、0 を返します。

    • 式の結果を別の集合変数として保存します。例:NBiggestArea

  5. 値を表示します。

    • テーブルの下に、式 =Max(NBiggestArea) を持つテキストフィールドを追加します。

その他のオプション

  • 複数の検出器がある場合、テーブルとテキストフィールドの両方を選択し、これら 2 つのアイテムをグループ化します。グループをシグナル名で繰り返します。

    必要に応じ、グループにその他のテキストフィールドを追加します。

  • 値を保存するためだけにテーブルを使用する場合は、テーブルを非表示にします。詳細設定のプロパティダイアログで、表示するチェックボックスをオフにしてください。

  • n 番目に大きい値を取得したい場合は、レポートパラメータを作成します(例:n)。テンプレートで以下の式を使用します。=iif(Count(MyRetentionTimes)=n, Round(ピーク_面積,3), 0)

×