表記に大文字と小文字が混在するデータのフィルター

データフィールドの内容を別の値と比較する式を使用する場合(テーブルデータをフィルターしたときなど)、大文字と小文字がデータベースに混在している可能性に注意してください。特に、測定前にユーザーが入力するデータ(例えば、サンプル名やシーケンス名など)はさまざまな文字列になります。対応するレコードがすべて含まれるように、比較を開始する前にデータベースの内容を標準の文字列に変換します。

表: データフィールドの文字列を変換する関数

関数

構文

説明

LCase

=LCase(fieldname)

フィールド内のすべての文字列を小文字に変換します。

UCase

=UCase(fieldname)

フィールド内のすべての文字列を大文字に変換します。

フィルターページの式の設定は次のようになります。

表: 入力例

演算子

=UCase(サンプル_名)

=

TRAMADOL

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