注入タイプの表示

Agilent ChemStation によって生成された分析データでは、注入_注入量 フィールドには正の値または負の値が入ります。

  • 正の値は、実際のサンプル注入量を表します。

  • 負の値は、いくつかの特殊な注入操作を表します。次の値が使用されます:

    • -1: 注入なし

    • -2: マニュアル注入

    • -3: インジェクタプログラム

    • -4: 外部インジェクタ

次の式を使用して、実際の注入量または適切な説明を表示させることができます:

= iif(注入_注入量 >= 0, CStr(Round(注入_注入量, 4)) & " " & 注入_量の単位 , choose( Int(Abs(注入_注入量)), "注入なし", "マニュアル注入", "インジェクタプログラム", "外部インジェクタ"))

元の値が正の値である場合、小数点以下 4 桁に四捨五入されます。負の値である場合、Int、Abs、および Choose 関数が適用されます。

Abs 関数は、算術符号を削除します。これにより、負の値は正の値に変換されます。正の値はそのまま保たれます。

Int 関数は、倍精度浮動小数点数を整数に変換します。小数点よりも上の数値が返されます(四捨五入ではなく切り捨てが行われます)。

Choose 関数は、引数のリストから値を選択して返します。最初のパラメータは対応する値を示す数値です。この例では、 Choose 関数は、最初のパラメータが 1 の場合、"注入なし" を返します。

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