この例では、2 セットのサンプル(キャリブレーションサンプルとチェックアウトサンプル、または SampleA という名前のサンプルと SampleB という名前のサンプルなど)の平均ピーク面積を比較する方法を説明します。
テンプレートに化合物結果テーブルを 2 つ追加します。
平均ピーク面積を計算するサンプルに応じてテーブルにフィルターを設定します。
式 | 演算子 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
=サンプル_タイプ |
= |
=1 |
最初のテーブルにキャリブレーションサンプルのみを含めます。 |
=サンプル_タイプ |
= |
=2 |
2 番目のテーブルにチェックアウトサンプルのみを含めます。 |
それぞれのテーブルで、面積列の列のプロパティダイアログを開き、その値を別の名前の変数として保存します。次のように設定してください。
計算変数:集合変数
計算変数名:たとえば、1 番目のテーブルの変数には AreaAggregator1、2 番目のテーブルの変数には AreaAggregator2 を入力します。
カテゴリ:なし
条件:なし
2 つのテーブルの下に、=Avg(AreaAggregator1) - Avg(AreaAggregator2)という式を値に設定したテキストフィールドを作成します。
集合変数には、Avg 関数だけでなく、Sum、Stdev、Prsd、Min、Max、Count などの関数も使用することができます。
注記
Clear 関数
化合物グループ内で 集合変数を作成・使用する場合、グループの最後にClear関数を使用します。次の 2 つの式を使用した非表示テキストフィールドを追加します。
=Clear(AreaAggregator1)
=Clear(AreaAggregator2)
これにより指定した集合変数に含まれる結果がすべて消去されます。その結果、その後に続くグループの繰り返しで値が合算されることなく、正しい値が使用されます。
base-id: 11031939339
id: 11031939339