計算変数

計算変数を使用して、さまざまなカスタマイズしたレポートを作成することができます。計算変数を使用すると、特定の値や式の結果を指定した名前で保存し、その値を同じテンプレートの他のレポートアイテムで再利用することができます。

計算変数にはさまざまな用途があります。用途によって、計算変数は変数、集合変数、カテゴリ集合変数、カスタムエクストラクタと呼ばれます。

  • 変数には、任意の 1 つの数値を格納できます。

  • 集合変数には、単一の値の集合を格納できます。

  • カテゴリ集合変数には、集合の集合を格納できます。

  • カスタムエクストラクタには、複合カスタムフィールド(注入_診断データサンプル_カスタムフィールドなど)の XML コンテンツに含まれるキーと値のペアを保存することができます。

計算変数の作成は、テーブルの集計計算機能を使用するか、フィールド/テーブル/マトリックスの値に適した式を作成して、式エディタ式の結果を別の名前で保存...機能を使用して行います。

変数を定義したら、その後のすべてのレポートアイテムでその変数を参照できます。変数が定義されているレポートアイテムよりも前にあるレポートアイテムで計算変数を参照することはできません。

現在のアイテムで利用可能なすべての計算変数のリストは、式エディタ変数ノードに表示されます。レポートテンプレート全体で使用されているすべての計算変数のリストは、レポートプロパティダイアログボックスに表示されます。

レポートプロパティダイアログボックスからは、既存の計算変数の名前を変更することもできます。名前の変更は、変数の定義と計算変数が使用されているすべての式の両方に適用されます。

各計算変数の詳細については、以下の項目を参照してください。

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