カスタムエクストラクタ

1 つの値ではなく、XML 構造全体を含む特殊なデータフィールドがあります。この XML 構造およびコンテンツは、取込に使用されたクロマトグラフィデータシステムによって異なります。

注記

カスタムエクストラクタとその関数を使用して、ChemStation データの複合カスタムフィールドを評価することができます。

カスタムエクストラクタでは以下の関数を使用することができます。

  • GetValue(name)

    指定した名前に格納されている値を返します。

  • GetNameValue(index)

    Key=Value の形式で名前と値の組み合わせを返します。index=0 にすると、関数は最初の名前と値のペアを返します。

  • GetValueByIndex(index)

    指定した順番の名前と値の組み合わせのうち、値のみを返します。1 番目の名前と値のペアのインデックスは、0 です。

  • Count()

    XML 構造に含まれている名前と値のペアの数を返します。

  • Clear()

    カスタムエクストラクタから XML 構造を削除して、数字 0 を返します。

テンプレートに非表示のテキストフィールドを追加して、値に=注入_診断データを指定します。この値を CustDiagnosticData という名前のカスタムエクストラクタとして保存すると、以下の式で ChemStation の LC 測定開始時の圧力にアクセスできます。

=CustDiagnosticData(GetValue("StartPressure"))

ChemStation システムによって作成される最も一般的なキーについては、診断データのキーを参照してください。

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