分析パラメータ

測定システムに応じて、以下のパラメータが表示できます。

分析情報

パラメータ

タイプ

ユーザーが編集可能

可能な選択肢

制限事項

バーコード

バーコードをスキャンすることでサンプルを識別できます。個々の分析やシーケンスの各分析に固有ですが、シーケンス全体に対しては利用できません。

バーコードフィールドに読み取りできない文字がある場合、Sample Scheduler はシーケンスを保存および実行できません。

Web インターフェイスでのみ利用できます。

テキスト関数

はい

 

 

ブラケット (Bracketing)

シーケンスがブラケットモードであるかどうかは、シーケンスヘッダーのブラケットモードパラメータで示されます。なし以外の値が割り当てられている場合、ブラケットテンプレートがシーケンスに使用されています。

リスト

いいえ

  1. なし

  2. 全体

  3. オーバラップなし

  4. オーバラップ

 

CDS タイプ

パラメータは、Sample Scheduler Web インターフェイスの詳細ペインに読み取り専用で表示されます。Sample Scheduler クライアントの分析テーブルでは、パラメータを利用できません。

リスト

はい

  1. OpenLab CDS

  2. 指定なし

デスクトップクライアントでのみ編集可能

コメント

ユーザーコメント。この情報は Sample Scheduler 専用です。CDS の結果には保存されません。

テキスト関数

はい

 

 

データファイル

シングルサンプルまたはシーケンス行の個別のデータファイル名(*.dx)。

テキスト関数

はい

 

 

説明

サンプルの説明。

テキスト関数

はい

 

 

終了日

分析が終了したときの日付と時間。ステータスが完了の分析にのみ表示されます。

日付

いいえ

 

 

フラクション開始ロケーション/リカバリロケーション

リスト

はい

  1. 次のロケーション

  2. 次の行/列

  3. 次のコンテナー

  4. プーリング

機器がフラクションコレクションをサポートしている場合にのみ編集できます。

項目のリストは機器の設定によって異なります。XML に値を設定して、対応するテンプレート作成した場合は、これらのパラメータがオートフィルで使用できます。

ID

各分析およびシーケンスに固有の識別子が割り当てられます。Sample Scheduler クライアントで手動で作成された分析およびシーケンスの場合、ID はそれぞれ <ユーザー名><短い形式の日付><カウンター> および S_<ユーザー名><短い形式の日付><カウンター> の形式で構成されます。カウンターは、短い形式の日付が一意にならない場合のみ追加されます。ユーザー名がない場合、ユーザー ID が代わりに使用されます。

LIMS によって作成された分析の場合、ID はコマンドで指定された ID に対応しています。

LIMS によって作成されたシーケンスの場合、コマンドでの ID の指定はオプションで、命名の制限はありません。指定された ID がすでに使用されている場合は、タイムスタンプ <短い形式の日付> が追加されます。ID を指定していない場合、手動で作成された項目の形式に従って ID が作成されます。ユーザー名が指定されていない場合、<ユーザー名> には LIMS と入力されます。

テキスト関数

いいえ

 

 

注入ソース

サンプルを注入するロケーション。オプションは機器によって異なります。デュアル注入では、デュアル注入を示す 1 つのオプションのみを使用できます。

リスト

はい

機器によって異なる

 

機器

分析を実行する機器の名前。機器は、Scheduler Agent(Sample Scheduler コンフィグレーションの機器管理パネルで設定)に割り当てられている場合にのみ、ドロップダウンボックスにリストされます。

リスト

はい

ユーザー定義

 

機器グループ

特定の分析タイプ用に設定された機器グループが一覧表示されます。設定に応じて、一定のパラメータ(機器、注入ソース、プロジェクトなど)の値がすでにプリセットされています。

リスト

はい

ユーザー定義

 

ラベル

テキスト関数

いいえ

 

UI では利用不可

最終更新者

分析のパラメータを最後に変更したユーザーの名前。分析が LIMS で作成され、ユーザーが Sample Scheduler クライアントまたは Web インターフェイスの値を変更していない場合は、LIMS と表示されます。分析が追加オプションで作成された場合、または Sample Scheduler クライアントまたは Web インターフェイスでユーザーが変更を加えた場合は、該当するユーザーの名前が表示されます。

テキスト関数

いいえ

 

 

最終更新日

分析パラメータを最後に変更した日付と時間。Sample Scheduler クライアントまたは Web インターフェイスから変更が加えられていない場合は、分析作成時の日付と時間が表示されます(分析が Sample Scheduler データベースに入れられた日付と時間)。このパラメータは読み取り専用です。

日付

いいえ

 

 

レベル

数値(整数)

はい

 

1 - 99

LIMS 接続

コンフィグレーションされた LIMS 接続を一覧表示します。LIMS 接続プロパティは、Sample Scheduler コンフィグレーションの定義に従って適用されます。

XML コマンドまたは SQL クエリーによって送信された分析またはシーケンスの場合、LIMS 接続はコマンド/クエリーで定義されたものであり、Sample Scheduler クライアントや Web インターフェイスで編集することはできません。

リスト

はい

ユーザー定義

 

LIMS IDi [i=1 ~ 3]

CDS での使用向けに、LIMS により提供された値を含むことができるフィールド。LIMS によってのみ提供できます。これらは、結果名サンプル名のトークンとして使用できます。

テキスト関数

いいえ

 

 

予定開始時間

分析またはシーケンスを開始する日時。開始時間が一番早い分析またはシーケンスがランキュー内での優先順位が最も高くなります。開始時間によって割り当てされるこの優先順位は、優先順位パラメータフィールドには表示されません。

日時(複合フィールド)

はい

 

日時

優先順位

分析の優先順位。スケジュール化された分析の実行される順番が表示されます。優先順位は機器ごとです。つまり、1 台の機器に対してスケジュール化された分析の優先順位です。キューの分析が実行中に、優先順位の順序が更新されます。予定開始時間によって割り当てされる優先順位は、このパラメータフィールドには表示されません。

数値(整数)

はい

 

1 – 制限なし

プロジェクト

分析に関連付けられているプロジェクト。プロジェクトは、結果が保存されるフォルダーを定義します。プロジェクトのプロパティは、コントロールパネルで定義した内容になります。

プロジェクトはグループ内で設定できます。プロジェクトグループの名前は、プロジェクト名の後ろに括弧で表示されます。Sample Scheduler 内のプロジェクトグループが異なっていれば、同じ名前のプロジェクトを使用できます。

リスト

はい

ユーザー定義

 

結果名

分析ファイル(.dx、.rx、.acaml など)が保存される CDS 結果フォルダーの名前。

分析が Sample Scheduler から追加された場合は、結果名が割り当てられます。測定開始時に同じ名前の結果フォルダーがすでに存在している場合、結果名は次のようになります。result-タイムスタンプ.rslt.

結果名は、CDS の定義済みパラメータ(例:機器の <I>、ユーザーの <U> など)または Scheduler の分析変数サンプルカスタムパラメータ(<A1>、<SCP5> など)およびテキストで構成されます。

ユーザーはリストからトークンを選択できます。

測定開始時に結果名のトークンが構成されない場合、その分析に割り当てられる結果名は、機器名-タイムスタンプになります(結果が <U> となっていて、分析に関連付けられているユーザーがいない場合など)。

スラッシュは、結果名に使用できませんので注意してください。結果パスにスラッシュを使用すると、サブフォルダーが作成されます。

テキスト関数

はい

 

 

結果パス

スラッシュで分離されたサブフォルダーを含む、CDS の結果が保存されたパス。

テキスト関数

はい

 

ECM 3 バックエンドでは編集不可

ランタイム

経過時間。実行中の分析(実行中のステータス)についてのみ表示されます。値は、数秒ごとに自動的に更新されます。

数値(実数)

いいえ

 

 

サンプル名

各分析には、サンプル名が割り当てられます。

サンプル名は、CDS の定義済みパラメータ(例:機器の <I>、ユーザーの <U> など)または Scheduler の分析変数サンプルカスタムパラメータ(<A1>、<SCP5> など)およびテキストで構成されます。ユーザーはリストからトークンを選択できます。

複数の分析が同じサンプル名を持つことも可能です。

Sample Scheduler クライアントは最大 255 文字をサポートしておりますが、Web インターフェイスでは 63 文字のみサポートしております。Web インターフェイスでは、この数を超える文字は表示されません。

OpenLab CDS は最大 255 文字をサポートしています(最大文字数を超える文字は切り取られ、CDS の結果に含まれません)。

テキスト関数

はい

 

 

シーケンス名

シーケンスの名前を定義します。

このパラメータは、シーケンス専用です。このシーケンス名は Sample Scheduler でのみ使用されます。CDS の結果には保存されません。

テキスト関数

はい

 

 

ステータス

以下の分析のステータスがあります:待機中、スケジュール、適用済み、実行中、完了、エラー、エラーで待機、未完了、停止中、停止、または保留中。

テキスト関数

いいえ

 

 

バーコードリーダーを使用

このパラメータは、Web インターフェイスでのみ設定できます。シーケンスヘッダーのみ利用可能です。オンまたはオフのいずれかに設定できます。デフォルト設定はオフです。列の選択で、それぞれのパラメータを選択する場合、分析表示にあるシーケンスの詳細には、選択したシーケンスがバーコードリーダーを使用するかどうかが表示されます。

パラメータがオンになると、バーコードが一致しない場合の操作が利用可能になります。

バーコードが予想されたものと異なる場合、このパラメータで機器の動作設定をします。強制注入(デフォルト)または現在の注入を中断のいずれかを選択できます。

リスト

はい

オン/オフ

 

ユーザー

分析に割り当てられた OpenLab ユーザーの名前。分析をスケジュールまたは停止するユーザーは、割り当てられたユーザーを変更でき、CDS のアクティビティログで分析の所有者として表示されます。ステータスがスケジュールで LIMS により送信される分析のユーザー名は、コマンドで定義されたものです。コマンドでユーザーが定義されていない場合、ユーザー名は表示されません。この場合、インストール時に指定された Agilent OpenLab ユーザーアカウントのユーザー(規制環境下では、Sample Scheduler サービスアカウント)が CDS のアクティビティログに記録されます。

リスト

はい

ユーザー定義

 

測定

パラメータ

タイプ

ユーザーが編集可能

可能な選択肢

制限事項

測定メソッド

分析の実行に使用される CDS 測定メソッド。このパラメータは編集できます。

メソッドフォルダーまたはサブフォルダーで任意のメソッドを選択します。プロジェクト用のメソッドフォルダーは、コントロールパネルで定義されます。

利用可能なメソッドの絞り込みは、上部のフィールドにメソッド名を入力します。少し待つと(約 3 秒)、その入力内容が自動的に選択され、上書きされます。

メソッドにサブフォルダーを使用する場合、メソッドは「メソッド名(パス)」のように表示されます。

リスト

はい

ユーザー定義

 

注入量の単位

 

テキスト関数

はい

 

 

注入量

注入量。ほとんどのオートサンプラでは、注入量の単位は µL で表されます。メソッドの注入量が選択されていない場合は必須です。

数値(実数)

はい

 

> 0

メソッドの注入量

選択された CDS メソッドで定義されている注入量。

CDS メソッドで注入量が定義されていない場合(オートサンプラを持たない機器)は、このオプションを選択しないでください。

ブール型

はい

 

 

解析メソッド

分析の解析に使用される OpenLab CDS 解析メソッド。このパラメータは編集できます。

メソッドフォルダーまたはサブフォルダーで任意のメソッドを選択します。プロジェクト用のメソッドフォルダーは、コントロールパネルで定義されます。

利用可能なメソッドの絞り込みは、上部のフィールドにメソッド名を入力します。少し待つと(約 3 秒)、その入力内容が自動的に選択され、上書きされます。

メソッドにサブフォルダーを使用する場合、メソッドは「メソッド名(パス)」のように表示されます。

リスト

はい

ユーザー定義

 

サンプルプレップメソッド

CDS で使用するサンプルプレップメソッドの名前。指定した注入ソースがサンプルプレップをサポートしている場合のみ編集できます。

メソッドフォルダーまたはサブフォルダーで任意のメソッドを選択します。プロジェクト用のメソッドフォルダーは、コントロールパネルで定義されます。

利用可能なメソッドの絞り込みは、上部のフィールドにメソッド名を入力します。少し待つと(約 3 秒)、その入力内容が自動的に選択され、上書きされます。

メソッドにサブフォルダーを使用する場合、メソッドは「メソッド名(パス)」のように表示されます。

リスト

はい

ユーザー定義

 

バイアル

サンプルがセットされているオートサンプラの位置。このパラメータは編集できます。

テキスト関数

はい

 

 

定量

パラメータ

タイプ

ユーザーが編集可能

可能な選択肢

制限事項

化合物アマウント

数値(実数)

いいえ

 

UI では利用不可

キャリブレーションランタイプ

サンプルがキャリブレーションサンプル(サンプルタイプ:キャリブレーション)の場合に、キャリブレーションランタイプを定義:検量線をすべて消去、このレベルの検量線を消去。

選択なし:新規のポイントが検量線に追加されます。

検量線をすべて消去:すべてのキャリブレーションレベルに関するすべてのキャリブレーションポイントは、新しいキャリブレーションデータ(レスポンスファクタ)が保存される前に削除されます。

このレベルの検量線を消去:このキャリブレーションレベルに関するすべてのキャリブレーションポイントは、新しいキャリブレーションデータ(レスポンスファクタ)が保存される前に削除されます。

リスト

はい

  1. 空欄

  2. 検量線をすべて消去

  3. このレベルの検量線を消去

 

希釈率N [N=1 ~ 5]

希釈率。CDS で定量計算に使用されます。デフォルト値は 1 です。0 は無効です。

数値(実数)

はい

 

0 < x < 99999.99999

フラクションコレクタ スレッショルド MS

このフィールドは、機器にフラクションコレクション機能がある場合にのみ、編集可能です。最初の機器接続後に MS 固有の値を指定すると、UV フラクションコレクションのフィールドに加えて MS フラクションコレクションのフィールドも利用可能になります。

エディタに表示されたスレッショルドフィールドの数は、最小値および最大値により定義されます。

各フィールドにはスレッショルド MS# の名前が付きます。# は番号です。

数値

はい

 

シーケンスビューのみ利用可能

-2,000,000.000 - 2,000,000.000

小数点以下 3 桁

フラクションコレクタ ターゲット質量

このフィールドは、機器にフラクションコレクション機能がある場合にのみ、編集可能です。最初の機器接続後に MS 固有の値を指定すると、UV フラクションコレクションのフィールドに加えて MS フラクションコレクションのフィールドも利用可能になります。

各フィールドにはターゲット質量# の名前が付きます。# は番号です。

文字列型

はい

 

シーケンスビューのみ利用可能

注入回数

必須。サンプル注入回数、1 ~ 999 の注入回数が可能です。デフォルト値は 1 です。

数値(整数)

はい

 

1 - 999 

ISTD アマウントの単位

ISTD アマウントの単位。情報提供用です。

テキスト関数

はい

 

 

ISTD アマウントN [N=1 ~ 5]

CDS メソッドの化合物テーブルで定義されている ISTD の量。このパラメータは編集できます。

数値

 

 

1 - 99 

レベル

サンプルがキャリブレーションサンプル(サンプルタイプ:キャリブレーション)の場合に、そのレベルを定義します(OpenLab CDS メソッドの定義に従う)。このパラメータは編集できます。

数値(実数)

はい

 

1 - 99 

倍率N [N=1 ~ 5]

倍率。CDS で定量計算に使用されます。デフォルト値は 1 です。このパラメータは編集できます。

数値(実数)

はい

 

0 < x < 99999.99999

サンプルアマウント

CDS で定量計算に使用されるサンプルの量。デフォルト値は 1 です。このパラメータは編集できます。

数値(実数)

はい

 

0 < x < 999999999.99999

サンプルアマウントの単位

サンプルアマウントの単位。情報提供用です。このパラメータは編集できます。

テキスト関数

はい

 

 

サンプルタイプ

サンプルに、サンプル、キャリブレーション、ブランク、ダブルブランク、QC チェック、スパイクまたはシステムスータビリティのいずれであるかを定義します。このパラメータは編集できます。

リスト

はい

  1. サンプル

  2. キャリブレーション

  3. ブランク

  4. ダブル ブランク

  5. QC チェック

  6. スパイク

  7. システムスータビリティ

 

ターゲットN [N=1 ~ 5]

ターゲットのフィールドは、LC/MS サンプル純度解析メソッドを使用して分析された化合物の式またはターゲットの質量を指定するために使用できます。このパラメータは編集できます。

テキスト関数

はい

 

 

変数

パラメータ

タイプ

ユーザーが編集可能

可能な選択肢

制限事項

分析変数N [N=1 ~ 5] <Ai>

分析に対して最大 5 つの Sample Scheduler 分析変数が定義できます(サンプル情報)。これらの変数は XML コマンドで値を割り当てたり、Sample Scheduler クライアントまたは Web インターフェイスで編集したりすることもできます。Sample Scheduler コンフィグレーションで事前に値が定義されている場合は、コンボボックスからその値を選択できます。

これらは、サンプル名結果名のトークンとして使用できます。

テキスト関数

はい

 

 

サンプルカスタムパラメータN [N=1 ~ 20] <SCPi>

定義済みのサンプルカスタムパラメータのリストは、コントロールパネルのプロジェクトで定義されている場合にのみ利用できます。リストからパラメータを選択するか、新しいパラメータを定義します。すべてのサンプルカスタムパラメータは、レポートと計算用に CDS に送信されます。

テキスト/数値/日付

はい

 

 

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