クロマトグラム

作業内容

2D-LC データの場合、このウィンドウに一次元目のシグナルが表示されます。2D シグナルが取り込まれた時間範囲(分画)が注釈表示されます。

クロマトグラムウィンドウに表示される個々の分画の表示は、分画タイプにより異なります。

  • マルチハートカット(MHC)

    クロマトグラムウィンドウでは、各分画の右側に境界線のあるハイライトとして表示されます。左側には境界線がありません。これにより、2D-LC バルブが切り替わるまで、フローが設定したサンプルループへ連続的に送られたことを示します。

    MHC クロマトグラムの例
    MHC クロマトグラムの例
  • ハイレゾサンプリング(HiRes)およびコンプリヘンシブ 2D-LC

    マルチハートカットとは異なり、これらの分画は左側と右側の両方に境界線付きで表示されます。これにより、2D-LC バルブが切り替わってサンプルループへの充填が開始され、その後、再度バルブが切り替わって充填が停止されたことを示します。

    HiRes クロマトグラムの例
    HiRes クロマトグラムの例

注記

ChemStation の 2D-LC アドオンによって測定されたコンプリヘンシブ 2D-LC データには、一次元目のシグナルに使用できる情報はありません。そのため、クロマトグラムウィンドウに分画の注釈は表示されません。

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