2D タイムリファレンス化合物の使用

1D のタイムリファレンス化合物に加えて、2D にもタイムリファレンス化合物を設定することができます。2D タイムリファレンス化合物が関連付けられた 2D 化合物では、¹D および ²D リテンションタイムが、関連する 2D リファレンス化合物で観測された ¹D および ²D シフトに基づいて個別に補正されます。

1D のタイムリファレンス化合物の設定については、データ解析のヘルプに記載されています。

タイムリファレンス化合物および関連する計算の詳細については、タイムリファレンス化合物を参照してください。

準備

  • 以下で説明する手順を実行するには、解析メソッド > 同定パラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  1. ナビゲーションウィンドウのメソッドで、編集する解析メソッドを選択します。

  2. 解析メソッドウィンドウで、化合物 > 同定ノードを選択します。

  3. 全般タブを選択します。

  4. 2D 化合物をタイムリファレンス化合物として使用を選択します。

  5. 化合物テーブルタブを選択します。

    化合物テーブルに、タイムリファレンス、タイムリファレンス化合物、¹D 係数、²D 係数の列が表示されるようになります。

  6. タイムリファレンス化合物として使用する 2D 化合物のタイムリファレンスチェックボックスを選択します。

    内部標準を使用する場合、内部標準として使用される化合物はデフォルトでタイムリファレンス化合物としてマークされます。

  7. 他の 2D 化合物については、関連付ける 2D タイムリファレンス化合物をドロップダウンから選択します。

    2D 化合物に関連付けることができるのは、2D タイムリファレンス化合物のみです。

  8. ¹D RT の ¹D 係数および ²D RT の ²D 係数を確認して、必要に応じて調整します。

    デフォルトの係数は 1 です。これは、タイムシフトが、タイムリファレンス化合物と同じ方法で適用されていることを意味します。1 より大きいまたは小さい係数は、化合物ごとの補正を拡大または縮小します。

  9. 再解析します。

    補正済みの予測 ¹D/²D リテンションタイムを使用して、2D ピークが同定されます。

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