8890、7890 または 6890 GC を使用している場合、2 つのサンプルを同時に注入することで、分析の処理能力を最大にして結果を素早く得ることができます。フロント注入とバック注入が同時に測定されます。各々の注入は結果セット内で個々のサンプルとして処理されます。
以下に、シーケンステーブルをデュアル注入用に設定する方法について説明します。
ハードウェア要件は次のとおりです。
オートサンプラ インジェクタ 2 個 - モデル 7693、7683A、7683B
または:ガスサンプリングバルブ 2 個
シーケンスをクリックし、テーブルをクリックします。
新規 > 新規デュアル注入シーケンスをクリックします。保存されたシーケンスを開くには、シーケンスファイルを開くを参照してください。
シーケンステーブルでは、各注入サイクルごとにフロント注入 (1F) とバック注入 (1B) の 2 つの行が追加されます。
注入サイクルで使用する測定メソッド およびサンプルプレップメソッド(オプション)を選択します。フロント注入に対して選択したメソッドが、自動的にバック注入に対しても設定されます。
注入サイクルで使用する解析メソッドをフロント注入、バック注入に対して選択します。
注入サイクルの注入ソースを選択します。利用するハードウェアに応じて GC インジェクタ - デュアルまたは GC バルブ - 両方を選択してください。
オプション:シーケンステーブルにバーコードを追加します。
必要に応じて、シーケンステーブルから注入サイクルの追加、挿入、削除 を行ってください。
注入、レポート、または待機行をシーケンスの最後に追加するには、 をクリックします。
注入、レポート、または待機行を選択した行の上に挿入するには、 をクリックします。
選択した行を削除するには、 をクリックします。
注入サイクル行の背景色は白と黄色で交互に表示されるため、同時注入ラインのバイアルを簡単に確認できます。
デュアルシーケンステーブルをフィルターしてフロント注入またはバック注入のみ表示できます。 をクリックすると、フロント注入のみ表示されます。
をクリックすると、バック注入のみ表示されます。
シーケンステーブル内の既存の内容を編集するか、メニュー やトークン
ボタンを使用して既存の内容を編集します。下へコピーを使用してテーブルをコピーすることもできます。
シーケンステーブル内を右クリックすると以下の操作が行えます。
注入サイクルの行のコピーまたは行の切り取り。
選択した注入サイクルの上にコピーした行を追加または下にコピーした行を追加
キューに追加する注入サイクルを選択します。デフォルトでは、すべての注入サイクルが選択されています。
結果フォルダー内のサブフォルダーに結果を保存するには、参照 をクリックし、新規フォルダーを作成して、結果パスを変更します。既存の .rslt フォルダーに結果を保存することはできません。
この機器とプロジェクトで最後に使用されたファイル名が、結果名のデフォルトになっています。ファイル名を入力するには、フィールドに直接入力するか、トークン ボタンを使用してください。空欄の場合、機器名とローカルの日付と時間がファイル名に使用されます。
結果の保存方法を選択します。
1 つの結果セットでは、すべてのシーケンス行を含めた 1 つの結果セットとして結果を保存します。例:
結果名:A1、B1、A2、B2、A3、B3、A4、B4、A5、B5
2 つの結果セット(フロント/バック)では、結果セットをフロントとバックに分けて結果を保存します。例:
結果名-F:A1、A2、A3、A4、A5
結果名-B:B1、B2、B3、B4、B5
個別のシングル注入データでは、シングルサンプルとして結果を保存します。例:
結果名 1:A1
結果名 2:B1
結果名 3:A2
結果名 4:B2
シーケンスの保存 をクリックしてデュアル注入シーケンスファイル(*.sqx)を保存します。
base-id: 12675047307
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