予測される化合物は解析メソッドの一部として化合物テーブルに保存されます。以下の手順では、クロマトグラムからの 1 つ以上のピークを新規化合物として化合物テーブルに追加する方法を説明します。
前提条件
以下で説明する手順には、[解析メソッド] > [同定パラメータの編集]権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。
プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドステータスは[一般]である必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。
[解析メソッド]ウィンドウが非表示になっている場合は、[ホーム]リボンタブの[解析メソッド]をクリックしてウィンドウを表示します。
ナビゲーションウィンドウの[メソッド]で、編集する解析メソッドを選択します。
メソッドが該当データに関連付けられていることを確認します。
[クロマトグラム] ウィンドウで、追加する化合物に応じた必要なピーク(複数可)を選択します。
複数のピークを選択するには、[Ctrl] キーを押しながらピークをクリックします。一定範囲のピークを選択するには、[Shift] キーを押しながらピークをクリックします。
選択したピークを右クリックし、コンテキストメニューの [ピークを化合物としてメソッドに追加] を選択します。複数のピークを選択している場合は、[複数のピークを化合物としてメソッドに追加] になります。
対応する情報が選択したメソッドの化合物テーブルに追加されます。デフォルトでは、化合物パラメータは以下のように設定されます。
名前:peak@リテンションタイム
シグナル:選択したピークのシグナル
予測 RT:選択したピークのリテンションタイム
または、関連付けられたデータのすべてのシグナルに対して化合物を追加します。
すべてのシグナルについて位置を確認してください(MS と UV クロマトグラムの位置合わせを参照)。この調整は、すべてのシグナルに対して同じ予測リテンションタイムが設定されてしまうので必要となります。あるいは該当する場合は、リファレンススペクトルを抽出する場合にも必要となります。 |
選択したピークを右クリックし、[メソッドにすべてのシグナルの化合物としてピークを追加] を選択します。
選択した 1 つ以上の化合物のコピーが、メソッドに関連付けられたデータに存在するシグナルごとに作成されます。
MS データの場合、化合物は TIC シグナルでのみ作成されます。
必要に応じて化合物パラメータを調整します。化合物同定パラメータを参照してください。
リボン内で [メソッド保存] をクリックします。