解析メソッドの UV 純度チェックを設定

純度値を計算することにより、共溶出ピークからの汚染などをチェックできます。純度値は、特定のピークに対して記録されたすべてのスペクトルをピーク頂点でのスペクトルと比較することにより計算されます。

準備

  • 以下で説明する手順には、解析メソッド > スペクトルパラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  1. 解析メソッドウィンドウの化合物 > スペクトルノードを選択します。

  2. UV 純度チェックタブで、次のパラメータを入力します。

    • UV 純度の計算

      積分されたすべてのピークを計算するのか、同定されたピークのみ計算するのかを選択します。どのピークの値も計算したくない場合は、なしを選択します。

    • 最小波長 [nm]、最大波長 [nm]

      純度チェックに使用する波長範囲で、デフォルトでは範囲全体となります。

    • 未同定ピークの感度 [%]

      感度の値(デフォルト:50 %)で、スレッショルド計算と、注入結果の UV 純度値が緑色または赤色になる基準を設定します。

    • スレッショルドの例外

      スレッショルドラインを下回ったデータポイントの除外する数。スレッショルド例外の調整を参照してください。

  3. 化合物テーブルタブの純度チェックの感度 [%] 列で、同定される化合物の感度を設定します。

  4. すべて再解析をクリックします。

選択したピークの UV 純度結果が以下のウィンドウに表示されます。

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