詳細積分イベント

詳細積分イベントは、すべてのシグナルに備わっています。

タンジェントスキムモード

あるピークのアップスロープまたはダウンスロープで見つかったピークのベースライン設定のタイプを定義します。タンジェントスキムモードを参照してください。

指数曲線

各子ピークの高さ補正された開始点と終了点を通る指数曲線を描きます。

新しい指数曲線

親ピークのトレーリング エッジを近似する指数曲線を描きます。

標準

最適なフィットが得られるように指数と直線の計算を組み合わせます。

直線

各子ピークの高さ補正された開始点と終了点を通る直線を引きます。

ガウス

親ピークのトレーリングエッジを近似するガウス曲線を描きます。

テールスキム高さ比

スキム谷比と併せて、溶媒またはその他の大きなピークのテールで小さいピークをスキムするタンジェントの条件を設定します。スキム基準を参照してください。

ベースライン補正された親ピークの高さ(Hp)と、ベースライン補正された子ピークの高さ(Hc)の比率です。比率が指定されている値を超えると、スキムが有効になります。

例:テールスキムを使用したピーク

フロントスキム高さ比

スキム谷比と併せて、溶媒またはその他の大きなピークの前面の小さいピークをスキムするタンジェントの条件を設定します。スキム基準を参照してください。

ベースライン補正された親ピークの高さ(Hp)と、ベースライン補正された子ピークの高さ(Hc)の比率です。比率が指定されている値を超えると、スキムが有効になります。

例:フロントスキムを使用したピーク

スキム谷比

テールスキム高さ比またはフロントスキム高さ比と合わせて、溶媒またはその他の大きなピークのテールまたは前面の小さいピークをスキムするタンジェントの条件を設定します。スキム基準を参照してください。

ベースライン補正された子ピークの高さ(Hc)と、ベースライン補正された谷の高さ(Hv)の比率です。比率が指定されている値を下回ると、スキムが有効になります。

例:テールスキムを使用したピーク

ベースライン補正モード

ベースライン補正のタイプを設定します。ベースライン補正モードを参照してください。

以下のパラメータの中から選択できます。

クラシカル

ベースライン落ち込みを受け入れます。

負ピークなし

ベースラインを再構築して、ベースライン落ち込みを削除します。

アドバンスド

インテグレータは、ピークの開始と終了場所を最適化し、ピークのクラスタ用ベースラインを再確立し、ベースライン落ち込みを除去しようとします。

アドバンスド+

インテグレータは、ショルダー検出を最適化しようとします。これによりショルダーピーク処理が向上し、同時にショルダーコンポーネント数が減少します。

ピークバレー比

ドロップラインまたは谷ベースラインを使用して、ベースライン分離を示さない2つのピークを分離するかどうかを決定するために使用します。これは、ベースライン補正されたより小さなピークの高さと、ベースライン補正された谷の高さの比率です。ピークバレー比を参照してください。

ピークバレー比が指定値より低い場合は、ドロップラインが使用されます(A)。それ以外の場合は、最初のピークの開始点から谷へ、および谷から 2 番目のピークの終了点にベースラインが引かれます(B)。

ピークバレー比のベースラインへの効果
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