テキストフィールドとデータフィールド

使用可能フィールド

レポートアイテムブラウザ内のデータフィールドに含まれる項目は以下の設定により変わります。

  • 選択したレポートタイプ

  • 使用中のアプリケーション

フィールドタイプ

レポートテンプレートエディタには、以下のフィールドタイプがあります。

  • テキストフィールドは単純なテキストボックスです。固定テキストや動的な式を表示することができます。テキストフィールドは、たとえば、レポートテンプレート上で見出しの表示に使用します。

    レポートアイテムブラウザでは、テキストフィールドはトップレベルのカテゴリに表示されます。

  • データフィールドには、「ラベル」と「値」の 2 つの部分があります。ラベルには固定テキストが、値には動的な式が含まれます。データフィールドは通常、シーケンス名やサンプル名など、指定したデータの内容を表示するために使用します。ただし、必要に応じてラベルと値の両方を変更することができます。

    レポートアイテムブラウザでは、使用できるすべてのデータフィールドがフィールドカテゴリに表示されます。

  • 複合カスタムフィールドは 1 つの値ではなく、XML 構造全体を含むデータフィールドです。この XML 構造にはラベルと値の両方が含まれます。コントロールパネルのプロジェクト設定にあるサンプルカスタムパラメータおよび化合物カスタムパラメータでラベルと値を設定できます。

    利用できる複合カスタムフィールドは、使用しているクロマトグラフィデータシステムにより異なります。

    • 注入  > 診断データ :開始圧力、停止圧力、またはエアー温度などの注入に関する情報。構造やキーは、使用しているクロマトグラフィデータシステムにより異なります。OpenLab CSD で取り込んだデータを追加するには、スニペットサンプル > 診断データを使用します。OpenLab CDS で取り込んだ診断データを追加するには、サンプル診断データスニペットを使用します。ChemStation システムで取り込んだ診断データを追加するには、サンプル > ChemStation データのスニペットを使用します。

    • サンプル  > カスタムフィールド

      および

      化合物  > カスタムフィールド:

      すべてのラベルと値をコントロールパネルで設定できます。または、インポート済みメソッドか、その他のクロマトデータシステムによって作成されたデータから取得することができます。

      情報にアクセスするには、単一のデータフィールド:を参照してください。

  • フィールドサンプル_カスタムフィールド01-10および化合物_カスタムフィールド01–10は、特殊なタイプのカスタムフィールドです。ラベルと値の両方が含まれています。ラベルと値はパイプ記号 "|" で区切られています。これらのカスタムフィールドは、アプリケーション(たとえば、ChemStation のメソッド設定)から設定できます。

    通常のデータフィールドとは違い、カスタムフィールドに表示されるラベルはデータフィールド名(サンプル_カスタムフィールド01など)ではなく、カスタムフィールドのラべル情報(「TabletWeight」など)です。これは、その値に対する式の中で Trim、Choose、および Split 関数を組み合わせることによって得られます。この式は自動で作成されます。

    情報にアクセスするには、カスタムフィールドを参照する式を参照してください。

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