内部またはインタラクティブに提供されたレポートパラメータを、カスタマイズされた計算で使用することができます。式の中でのレポートパラメータの参照方法は、パラメータのタイプ(単一値または複数値)によって異なります。
構文:=<パラメータ名>
例:
レポートにピーク結果を含むテーブルがあり、その結果に補正ファクタを乗算したい場合。
レポートパラメータダイアログで、CorrectionFactor という名前のレポートパラメータを作成します。データタイプを整数、デフォルト値を 1 にします。
計算したいテーブルで、列の値フィールドに次の式を入力します。
=化合物_アマウント * CorrectionFactor
この構文は、複数値チェックボックスがクリアになっている場合のみ有効です。使用できる値にいくつかの値が設定されていても、ユーザーが選択できるのはそのうち 1 つの値のみなので、式は明確になります。
複数値チェックボックスをオンにした場合、選択したすべての値がコレクションとして保存されます。そのため特定の値を参照するには、パラメータ名にインデックスを付加する必要があります。
構文:=<パラメータ名>(<インデックス>)
例:
MyPara という名前の複数値のレポートパラメータの場合、以下のように使用します。
=MyPara(0) は、最初に選択した値を参照します
=MyPara(1) は、2 番目に選択した値を参照します
...など。
base-id: 11030166411
id: 11030166411