シングル分析の結合

ステータスが待機中、エラーで待機、保留中のシングル分析を結合できます。

準備

  • 以下で説明する手順には、分析結合 / 分割(Sample Scheduler)権限が必要です。権限はコントロールパネルで設定します(ロールタイプ管理、Sample Scheduler セクション)。

  1. 分析ビューで、結合する 2 つの分析を選択します。

    注記

    両方の分析が同一機器、同一プロジェクト、同一の LIMS 接続、同一のスケジュール可能な分析ステータスである必要があります。割り当てられた機器がデュアル注入に対応している必要があります。

    ヘッダーの 結合ボタンが有効になります。画面サイズが小さすぎる場合は、ヘッダーのコンテキストメニュー ボタンから検索できます。

  2. 結合をクリックまたはタップします。

    注記

    プロジェクト内の分析を正常に結合させるためには、一定のパラメータ設定を指定する必要があります。パラメータ値が自動的に調整可能な場合、警告が表示されます。矛盾するパラメータ設定(注入ソース、ユーザー、結果名など)の解決法の詳細については、競合の解決を参照してください。

    シングル分析がデュアル分析に結合されます。シングル分析の値はデュアル分析で保持されます。

    以下はデュアル分析の LIMS 接続に適用されます。いずれかのシングル分析が LIMS によって送信された場合、割り当てられた LIMS 接続は編集できません。

    デュアル分析が分析ビューで自動的に選択されます。

     

競合の解決

プロジェクト内で結合させるには、いくつかの条件を満たす必要があります。自動的に調整可能な場合、警告が表示されます。競合の解決が提示される場合があります。

  • 機器の一致

    同じ機器を使用する分析のみ結合できます。異なる機器の分析を選択した場合は、結合ボタンは無効になっています。機器の入力を手動で修正する必要があります。

  • 測定メソッドの一致

    同じ測定メソッドを使用する分析のみ結合できます。異なる測定メソッドをフロントサンプルおよびバックサンプルに使用する場合は、競合の解決ダイアログで OK をクリックします。

  • ユーザーの一致

    両方が同じユーザーに割り当てられているか、どちらも未定義の分析の場合のみ結合できます。デュアル分析を未定義にするには、競合の解決ダイアログで OK をクリックします。

  • 結果名の一致

    同じ結果名を使用する分析の場合のみ結合できます。結果名にトークンとして、サンプル名、解析メソッド、バイアル、LIMS IDi [i=1 ~ 3]、サンプルカスタムパラメータを使用する場合は、 フロントとバックのサンプル注入の定義済みトークン(値ではありません)が一致している必要があります。結果名が一致しておらず、コンフィグレーションで定義されたデフォルトの名前にする場合は、競合の解決ダイアログで OK をクリックします。

  • 結果パスの一致

    同じ結果パスを使用する分析のみ結合できます。結果パスが一致しておらず、コンフィグレーションで定義されたデフォルトのパスにする場合は、競合の解決ダイアログで OK をクリックします。

  • 異なる注入ソース

    異なる注入ソースを使用する分析のみ結合できます。注入ソースが同じである場合に、最初のラインをフロント/バルブ 1 ロケーション、次のラインをバック/バルブ 2 ロケーションに設定するには、競合の解決ダイアログで OK をクリックします。設定を手動で解決するには、キャンセルをクリックします。

×