マニュアルによるシグナル位置合わせ

この機能では、一次元目と二次元目の検出器のディレイタイムをマニュアルで設定することができます。

準備

  • 以下で説明する手順を実行するには、解析メソッド > シグナルパラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  • 各次元のすべての検出器のトランスファー時間が既知である必要があります。

    注記: 通常の 1D データ解析のシグナル位置合わせとは異なり、すべての検出器のトランスファー時間が既知である必要があります。一次元目のトランスファーは、¹D 検出器から 2D-LC バルブまでで測定されます。

    2D-LC の流路を参照してください。

  1. 解析メソッドで、全般 > シグナル ノードに移動します。

  2. 位置合わせタブを選択します。

  3. マニュアルディレイを使用を選択します。

  4. 該当する検出器のマニュアルディレイを使用チェックボックスを選択します。

    メソッドがいずれの注入データにも関連付けられていない場合、メソッドは、読み込まれたすべての注入データからすべての検出器を一覧表示します。

  5. シグナル位置合わせを実行する各次元に対して以下を行います。

    • マニュアルディレイ (min) に、既知のトランスファー時間を入力します。

    • すべての検出器で検出された 1 つのピークのリテンションタイムを入力します。

    注記:
    一次元目では、流路の 1 番目の ¹D 検出器のトランスファー時間は、2 番目の ¹D 検出器よりも長くなります。
    二次元目では、1 番目の ²D 検出器のトランスファー時間は、2 番目の ²D 検出器よりも短くなります。
    2D-LC の流路を参照してください。

その他のデータディレイ値の場合、異なる機器コンフィグレーションに同じディレイが適用されるため、マニュアルのシグナル位置合わせは推奨されません。

注記

異なる検出器コンフィグレーションが含まれる注入データにこのメソッドを再利用する場合は、注意してください。

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