すべての設定は、解析メソッドの全般 > シグナルノードの ²D ブランク/分画減算タブで行います。以下の手順に従って減算タイプを設定します。
準備
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減算タイプ]で ²D 分画減算を選択します。²D 分画減算セクションで、以下の設定を行います。
分画減算の適用で、ブランク減算を実施する注入データを選択します。
ブランク分画 # で、減算用のブランク分画の番号を入力します。
指定した分画番号を、現在の注入データと特定の注入データのどちらから読み込むかを選択します。特定の注入データを選択するには、参照をクリックします。
外部注入データの分画で減算する場合は、減算されるサンプルと同じ ²D 検出器(同じシグナル名または同じシグナル情報)で測定したデータを指定する必要があります。
²D ブランク/分画減算の設定セクションで、全般設定を確認します(以下を参照)。
減算タイプで ²D ブランク減算を選択します。²D ブランク減算セクションで、以下の設定を行います。
一次元目と同じ設定を使用する場合は、(¹D) ブランク減算と同じパラメータを使用チェックボックスをオンにします。異なる設定を使用する場合は、チェックボックスをオフにします。一次元目のブランク減算の詳細については、ブランク減算用の解析メソッドの設定を参照してください。
ブランク減算の適用で、ブランク減算を実施する注入データを選択します。
ブランクを選択します。特定のブランクを選択するには、参照をクリックします。
関連づけたブランクが、対応する(一致する)²D 分画クロマトグラムを含んでいることを確認してください。一致する ²D 分画クロマトグラムとは、以下の場合を指します。
サンプルランとブランクランが同じ測定メソッドで測定され、同じ数の分画を含んでいる
同じ ²D シグナル(同じシグナル名または同じシグナル情報)での分画である
¹D シグナルにおいて、双方の分画の開始時間と終了時間が同じ(ドライバーの測定メソッドの時間精度±0.01 min)である
サンプルランのすべての ²D 分画クロマトグラムに対応する(一致する)分画が、ブランクランに含まれている必要があります。ブランクシグナルは、1D クロマトグラムと同じ方法で減算されます。
²D ブランク/分画減算の設定セクションで、全般設定を確認します(以下を参照)。
取り込み速度が異なる場合に、必要に応じてブランク減算を実行するか選択します。
ブランクとサンプルの取込速度が異なる場合、ブランクの取込速度が調整されます。補間によってデータポイントが削除または作成されます(MS シグナル:線形補間、MS 以外のシグナル:スプライン補間)。対応する警告がデータツリーに表示されます。
このチェックボックスのステータスにかかわらず、ブランクとサンプルの分析時間が異なる場合、ブランク減算は共通の時間範囲でのみ実行されます。対応する警告がデータツリーに表示されます。新しいシグナルには、補正されたデータポイントと補正されていないデータポイントが含まれます。
以下は MS 以外のシグナルにのみ関係します(MS シグナルでは、シグナル名とシグナル情報(シグナル説明)は同じです)。適切なシグナル一致オプションを選択します。デフォルトでは、サンプルのシグナル名と名前が一致するブランクランのシグナルが減算されます。
シグナル名は検出器の省略名です。例: DAD2A。MS 以外のシグナルの場合、シグナル情報にはより詳細な情報が含まれます。例: DAD2A, Sig=235,10 Ref=550,60。一致オプションを使用することで、さまざまな測定メソッドに対応可能な解析メソッドを定義できます。
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