注記
解析メソッドには通常、予測リテンションタイムやリテンションタイムウィンドウなどの多くのタイムベースのパラメータが含まれています。これらのメソッドパラメータは、特定の流量、カラムサイズなどの測定パラメータを使用して取り込んだデータ専用に開発されています。
このようなメソッドを測定パラメータが異なる他のデータに適用する場合は、メソッドの設定を調整する必要があります。
選択したメソッド設定によるセクションが表示され、解析メソッドウィンドウで編集できるかが決まります。
2D-LC メソッドには、以下のセクションが含まれます。
全般
プロパティ セクション:1D データ用と同じ機能があります。
シグナル セクション:
位置合わせタブで、¹D 検出器と ²D 検出器間のディレイを調整します(ディメンションにおけるシグナルの位置合わせを参照してください)。
ブランク減算タブで、ブランクランの ¹D シグナルをサンプルランの ¹D シグナルからどのように減算するのかを指定します。
²D ブランク/分画減算タブで、ブランクランの ²D シグナルをサンプルランの ²D シグナルからどのように減算するのかを指定します。
スムージングおよびリファレンスクロマトグラムタブの設定は、¹D シグナルにのみ適用されます。
抽出:
抽出 では、以下のパラメータを指定します。
¹D データからの MS または UV クロマトグラムの抽出
²D データからの MS クロマトグラムの抽出(²D に保存された MS データのクロマトグラム抽出を参照してください)
¹D データからの MS または UV スペクトルの抽出
²D データからの MS または UV スペクトルの抽出(²D シグナルからの MS スペクトル抽出、および²D シグナルからの UV スペクトル抽出を参照してください)
積分イベント:1D データ用と同じ機能があります
2D ピーク
メソッドの調整による 2D ピークの割り当ての最適化を参照してください。
化合物:
同定 セクションの化合物テーブルタブ:1D データ用と同じ機能と、名前が変更された追加の値があります。
クオリファイア設定タブ:これらの設定は、¹D シグナルにのみ適用されます。
全般タブ:²D タイムリファレンス化合物を使用するための追加の設定。
キャリブレーション セクション:
1D データ用と同じ機能があります。
スペクトル セクション:
これらの設定は、¹D シグナルにのみ適用されます。
²D スペクトル:
システムスータビリティ
1D データ用と同じ計算です。ただし、ワークフローと出力にいくつかの違いがあります。 システムスータビリティ 、および ²D ピークのノイズ計算 を参照してください。
レポート
1D データ用と同じ機能があります。2D-LC のレポートテンプレートを選択します。
カスタム計算
1D データ用と同じ関数に加え、2D-LC フィールドおよび関数があります。
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