²D 相対リテンションタイム(RRT ²D)の使用

一次元目の相対リテンションタイム(RRT ¹D)に加えて、2D RRT リファレンス化合物の二次元目も使用することができます。関連付けられた 2D 化合物の予測 ¹D リテンションタイムおよび予測 ²D リテンションタイムは自動計算され、同定に使用されます。

1D 相対リテンションタイムの使用については、データ解析のヘルプに記載されています。

アプリケーションによる値の計算方法に関する詳細については、二次元目の相対リテンションタイムの計算を参照してください。

準備

  • 以下で説明する手順を実行するには、解析メソッド > 同定パラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  1. 解析メソッドウィンドウで、化合物 > 同定を選択します。

  2. 全般タブを選択します。

  3. 2D 化合物を RRT リファレンス化合物として使用を選択します。

  4. 化合物テーブルタブを選択します。

    化合物テーブルに、RRT リファレンス、RRT リファレンス、RRT ¹D、RRT ²Dの列が表示されるようになります。

  5. 各 2D RRT リファレンス化合物に対して以下を行います。

    1. RRT リファレンスチェックボックスをオンにします。
    1. 予測 ¹D RT および予測 ²D RT を入力します。
  6. 関連付ける 2D 化合物に対して以下を行います。

    1. RRT リファレンス化合物から、適切なリファレンス化合物を選択します。
    1. RRT ¹Dおよび RRT ²Dで、文献やリファレンステーブルを元に RRT 値を入力します。

    関連付けられた化合物の予測 ¹D RT および予測 ²D RT が自動計算されて、同定に使用されます。

 

注記

2D RRT リファレンス化合物は 2D 化合物と、1D RRT リファレンス化合物は 1D 化合物とのみ関連付けることができます。

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