OpenLab CDS では、検量線を含む化合物とグループを別のメソッドへコピーできます。これは、複数のキャリブレーションがあり、キャリブレーション結果を一つの解析メソッドに統合する場合などに便利です。
前提条件
以下で説明している手順には、次の権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。
解析メソッド > 同定パラメータの編集
解析メソッド > キャリブレーションパラメータの編集
解析メソッド > スペクトルパラメータの編集
プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、ターゲットメソッドのステータスは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。
メソッド設定は、ソースとターゲットメソッドで同じである必要があります。解析メソッドの設定を参照してください。
一般的な同定およびキャリブレーションパラメータは、ソースとターゲットメソッドで同じである必要があります。化合物同定 - 全般および化合物キャリブレーション - 全般を参照してください。
コピー元の解析メソッドを保存します。
化合物テーブルから、該当する化合物またはグループを選択します。必要に応じて複数の行を選択します。メソッド化合物テーブルのいずれのノード(同定、キャリブレーション、またはスペクトル)で操作しても違いはありません。
選択したアイテムを右クリックし、インポートおよびエクスポートオプション > 選択した化合物またはグループをコピーを選択します。
ターゲットメソッドで、同定、キャリブレーション、またはスペクトルノードの化合物テーブルを選択します。
右クリックし、インポートおよびエクスポートオプション > 化合物またはグループを貼り付けを選択します。
以下のデータがコピーされます。
MS クオリファイアの詳細を含む同定パラメータ
関連付けられた化合物が同時にコピーされた場合、タイムリファレンス化合物または RRT リファレンス化合物への関連付けは維持されます。
キャリブレーションパラメータ。関連付けられた化合物が同時にコピーされた場合、ISTD 化合物への関連付けは維持されます。
履歴ポイントを含む検量線
スペクトルパラメータ(リファレンススペクトルなし)