解析メソッドのキャリブレーション全般設定で、ノーマライズしたアマウントを計算させることができます。
ノーマライズ計算には、面積% および高さ% の計算と同様の欠点があります。全体のピーク面積に影響を及ぼすような変更を加えると、個々のピークの濃度計算にも影響します。ノーマライズ計算は、重要な成分がすべて溶出し、積分された場合にのみ使用できます。選択されたピークをノーマライズ計算から除外すると、サンプル内のレポート結果が変更されます。
タイムグループについて詳しくは、タイムグループの定義を参照してください。
タイムグループ内で個々のピークを計算する場合、各ピークはアマウント合計に二度含まれることはありません。タイムグループアマウントに含まれます。
Norm% 結果のデフォルトファクターは 100.00 です。ただし、メソッドに異なった数値と単位を設定できます。アマウント合計は、計算済みのすべての化合物アマウントとタイムグループアマウントの合計で、化合物のメインピークのシグナルには依存しません。
ISTD 化合物を計算に含めるか否かを選択できます。除外すると(デフォルト設定)、ISTD アマウントはトータルアマウントに追加されず、ISTD の化合物ノーマライズアマウントは計算されません。
グループの場合、グループアマウントはアマウント合計に含まれません。ただし、ISTD がこのグループに明示的に追加されている場合、ISTD がノーマライズから除外されている場合でも、グループアマウントに追加されます。これによりグループのノーマライズアマウントが 100% より大きくなる場合があります。
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