クオリファイアイオンの使用

準備

  • 以下で説明する手順には、解析メソッド > 同定パラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  1. スキャンデータを読み込み、MS メソッドがデータに関連付けられていることを確認します(メソッド設定 MS)。

  2. 注入データを再解析します。

    すべての該当ピークが積分されるようになります。

  3. 解析メソッドの化合物 > 同定 ノードから、クオリファイア設定タブを選択します。

    クオリファイアイオンの設定を確認します。クオリファイア設定タブを参照してください。

  4. 注入データツリーの注入データを右クリックし、MS 化合物の追加/更新を選択します。

    または:化合物テーブルあるいはクロマトグラムを右クリックし、それぞれのコンテキストメニューから MS 化合物の追加/更新を選択します。

    アプリケーションがここで説明するように自動的にデータを分析し、対応する情報を解析メソッドに追加します。

  5. 解析メソッドの化合物 > 同定ノードから、化合物テーブルタブを選択します。

  6. 該当する化合物を選択します。クオリファイアグループの詳細ウィンドウが化合物テーブルの右に表示されます。パラメータを確認します。

    必要なレスポンス比(Rsp (%) 列)とレスポンス許容範囲(Rsp 許容範囲列)を確認し、必要に応じて調整します。

    このウィンドウのパラメータの詳細については、クオリファイアグループの詳細を参照してください。

  7. 結果を再解析します。

    クオリファイアパラメータを使用して結果が作成されます。

  8. 結果をチェックします。

    条件を満たしている場合、注入結果ウィンドウのクオリファイア結果の値が表示されます。

    注入結果テーブル内の行をクリックすると、テーブルの右にクオリファイアグループパラメータが表示されます。クォリファイアが不合格の場合、赤いセルにマウスを重ねると、詳細と共にツールチップが表示されます。

    注入結果が不合格のクオリファイア
    注入結果が不合格のクオリファイア

    ピーク詳細に、レスポンス許容範囲のリミットラインを含めて、クオリファイアピークが追加シグナルとして表示されます。以下の例は、 1 つのクオリファイアが化合物のピーク詳細を重ね描き表示モードで示しています。

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