マニュアル積分をオンに切り替えると、OpenLab CDS では対話操作でピークを削除したり、ピークの開始、ピークの終了、およびピークベースラインを編集したりして、個々のピークの積分を変更できます。
このタイプの変更のことを、マニュアル積分と呼びます。マニュアル積分は解析メソッドに保存できます(他の注入データへのマニュアル積分の適用を参照してください)。
以下の表では、マニュアル積分と自動積分を比較し、それぞれがどのような影響を与えるかを示しています。
| マニュアル積分 | 自動積分 |
---|---|---|
表示設定 |
マニュアル積分が有効になっているクロマトグラムにグラフィカル表示される パラメータがメソッドに保存されている場合、解析メソッドの積分イベント > マニュアル積分ノードにパラメータが表示される |
解析メソッドの積分イベント > 標準または詳細ノードにパラメータが表示される |
編集手段 ... | グラフィカルな対話操作 |
解析メソッドの積分イベントセクションに表示される値 クロマトグラムのタイムイベントの編集が有効になっている場合の積分イベントのグラフィカルな更新 |
ピークベースライン作成の持続性 |
個々の注入データと一緒に保存されます。 パラメータがメソッドに保存されている場合:再解析すると適用されます。 マニュアル積分をクリアオプションで再解析すると削除されます。 |
個々の注入データと一緒に保存されます。 再解析すると更新されます。 |
影響を受けるオブジェクト | パラメータがメソッドに保存されている場合:このメソッドで解析されるすべての注入データ パラメータがメソッドに保存されていない場合:個々の注入データのみ | このメソッドで解析されるすべての注入データ |
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