フラグメンタのダイナミックランプテーブルの作成(LC/MS)
フラグメンタはイオントランスミッションやフラグメント化に影響します。その効果は化合物に依存します。この手順では、フラグメンタ電圧のダイナミックランプを作成し、マニュアルチューニング手順の残りのステップに対するチューニング(キャリブラント)イオンのアバンダンスを最大にします。フラグメンタダイナミックランプは、キャリブラントに対してのみフラグメンタを最適化します。これらの値がサンプルには最適でないこともあります。チューニング中に作成されたフラグメンタ ダイナミックランプは、データ測定には使用されません。測定パラメータテーブルでフラグメンタ値を設定します。
ダイナミックランプテーブルに入力する値は、フラグメンタのランプ時に決定できます。
また、この手順を使って他のパラメータのダイナミックランプテーブルを作成することもできます。
- [メソッド]をクリックします。

- ナビゲーションペインの[測定メソッド]ウィンドウで、機器の設定 > SQ をクリックします。
- [チューニング > マニュアルチューニング]の下にあるナビゲーションパネルで、[イオン光学系]を選択します。
- 必要に応じて、[取得]をクリックします。このイメージでは、[取得]がすでに選択されています。

- 必要であれば、
をクリックして、チューニングする機器をロックします。チューニングが終了したら、機器のロックを解放してください。
- ユーザーインターフェイスで[ダイナミックランプ]セクションを開きます。ダイナミックランプテーブルが表示されない場合は、[ダイナミックランプ]をクリックしてこのセクションを開きます。
- [フラグメンタ]をパラメータとして選択します。
- [有効]チェックボックスをオンにします。
をクリックしてダイナミックランプテーブルに行を追加します。
- ここで 質量(m/z)を入力します。それから値を入力してその質量におけるフラグメンタを設定します。
- 手順 9 および 10 を繰り返して他の質量をフラグメンタのダイナミックランプテーブルに追加します。
関連項目
MS のマニュアルチューニング(LC/MS)
MS のオートチューニング(LC/MS)
高速スキャンを使用した MS のチューニング(LC/MS)
チューニング > マニュアルチューニングセクション(LC/MS)