化合物テーブルタブ

化合物の順番(リテンションタイムを基準にしたソート)順番は編集できません。

タイプ

アイコンは、内部標準または外部標準であるか、標準化合物、タイムリファレンス化合物、またはグループ化合物であるかを示します。

外部標準、標準化合物

外部標準、タイムリファレンス化合物

内部標準、標準またはタイムリファレンス化合物

グループ

タイムグループ

名前

化合物の名前です。

シグナル

化合物の同定と定量に使用される検出器シグナルです。

ドロップダウンリストには、現在メソッドセレクタに表示されている、または現在のセッション中のメソッドで使用されているすべてのシグナル名を表示します。シグナル名のリストは機器ドライバからは独立しています。

注記:化合物のシグナル設定を変更すると、検量線が削除される場合があります。検量線を破棄した場合、新しいシグナルを使用したキャリブレーションで検量線を再構築する必要があります。検量線を維持する場合は、別のシグナルに検量線を適用を参照してください。

タイムリファレンス

化合物をタイムリファレンス化合物として設定します。全般タブのタイムリファレンス化合物を使用を参照してください。タイムリファレンス化合物は、常に予測リテンションタイムに基づいて同定されます。

タイムリファレンス化合物

現在の化合物に関連付けれらているタイムリファレンス化合物の名前とシグナルです。全般タブのタイムリファレンス化合物を使用を参照してください。

タイムリファレンス化合物の場合は、予測リテンションタイムと実際のリテンションタイムの差が計算されます。次にこのシフト値は、現在の化合物の予測リテンションタイムまたはタイムグループの開始/終了時間の補正に使用されます。計算の詳細については、タイムリファレンス化合物の計算を参照してください。

係数

係数は、タイムリファレンス化合物のシフト計算に適用されます。全般タブのタイムリファレンス化合物を使用を参照してください。これはパーセント値であり、これにより補正の範囲を定義することができます。計算の詳細については、タイムリファレンス化合物の計算を参照してください。

RRT リファレンス

化合物を RRT リファレンス化合物として設定します。

相対リテンション タイム(RRT)の計算を参照してください。

RRT リファレンス化合物

現在の化合物に関連付けれらている RRT リファレンス化合物の名前とシグナルです。相対リテンション タイム(RRT)の計算を参照してください。

予測 RT

化合物の予測されるリテンションタイム(分)です。リテンションタイムウィンドウの評価を参照してください。

RRT

相対リテンションタイム(RRT)です。一般に RRT 値は文献から入力します。これにより化合物の予測リテンションタイムが更新されます。反対に、予測リテンションタイムを変更すると、RRT 値が更新されます。相対リテンションタイム(RRT)の使用を参照してください。

絶対 RT ウィンドウ(min)

化合物が同定される時間範囲を定義する予測リテンションタイムを分単位で示すウィンドウです。リテンションタイムウィンドウの評価を参照してください。

相対 RT ウィンドウ(%)

化合物が同定される時間範囲を定義する予測リテンションタイムをパーセント(%)表示するウィンドウです。リテンションタイムウィンドウの評価を参照してください。

Rsp 許容範囲タイプ

質量分析:クオリファイアイオンのレスポンス許容範囲を表示します。たとえば、ターゲットイオンのレスポンスが 50 %、クオリファイアイオンのレスポンスが 20 % の時、クオリファイアのレスポンス許容範囲は以下のように計算されます。

絶対の場合: クオリファイアイオンのレスポンスはターゲットイオンレスポンスの 30 %70 % の間である必要があります。

相対の場合: クオリファイアイオンのレスポンスはターゲットイオンレスポンスの 40 %60 % の間である必要があります。

RT 更新

システムによってメソッドの予測 RT を補正 RT に置き換えるかどうか、置き換えるタイミングも定義できます。タイムリファレンスと共に、追加の一般係数が計算式に使用されます。計算の詳細については、リテンションタイム更新の計算を参照してください。

予測 RT の更新は次のモードの中から選択できます。

  • なし

    予測 RT はメソッド内で更新されません。

  • 各実行後

    予測 RT は、標準サンプルまたはサンプルの解析後にメソッド内で更新されます。化合物が見つからない場合、その予測 RT は更新されません。

  • キャリブレーション後

    予測 RT は、標準サンプルの解析後のみメソッド内で更新されます。

RT 更新係数(%)

補正済みリテンションタイムの計算に使用される補正の範囲です。RT 更新を参照してください。

ピーク一致

この設定は、リテンションタイムウィンドウに複数のピークが存在する場合に関係します。ここでは、指定の化合物に対してどのピークを検討すべきかを決定します。競合の解決を参照してください。

2D-LC アドオンをインストールした場合、化合物テーブルに追加の情報が表示されます。詳細については、化合物テーブルの 2D-LC ヘルプを参照してください。

×