既存の EZChrom データとメソッドの使用

OpenLab CDS EZChrom Edition rev. A.04.01 以降のデータは、すでに ACAML データ形式を使用しています。OpenLab CDS に直接データを読み込むことができます。OpenLab CDS プロジェクトの結果フォルダーに結果セットを転送するだけです。データ読み込み機能の詳細については、データ読み込みまたは追加を参照してください。

コンテンツ管理システムの結果

OpenLab CDS が ECM 3.x に接続されている場合、EZChrom は圧縮形式で結果を保存します。現在のロケーションから既存の SSIZip アーカイブを読み込むことができます(OpenLab ECM 3.x 使用時の注意 を参照してください)。この圧縮データを変更して保存すると、新しいバージョンが自動的に作成されます。元のデータは SSIZip アーカイブの元のバージョンで保存されます。

OpenLab CDS が別のコンテンツ管理システムに接続されている場合、EZChrom は解凍形式で結果を保存します。コンテンツ管理システムから解凍された結果を読み込む場合、OpenLab CDS では元のデータと結果を保存する特定の結果セットバージョンが作成されます。そのバージョンのバージョンラベルは EZ-xxxx xxxx xxxx xxxx となります。

マニュアル積分

EZChrom データを読み込む場合、EZChrom マニュアル積分はデータと一緒に読み込まれません。インポートされた EZChrom メソッドパラメータを参照してください。このような EZChrom データを再解析した場合、マニュアル積分は失われます。

既存のメソッドの自動インポート

EZChrom メソッドのメソッドステータスはデフォルトでは一般です。メソッド承認を参照してください。

データの読み込み時に、OpenLab CDS が注入データに関連付けられた既存のデータ解析メソッドを検索します。メソッドがある場合、アプリケーションによって自動インポートできます。インポートされたメソッド情報は、シングルの EZChrom メソッドをインポートした場合と同じです(EZChrom メソッドのインポートを参照してください)。

注記

データには、さまざまな注入データに関連付けられた複数のメソッドが含まれる場合があります。システムは最大 10 個のメソッドをインポートし、元のデータシステムで定義された注入データに関連付けます。

11 個以上のメソッドがある場合、ダイアログが開きます。アクションをキャンセルするか、最初の注入のメソッドのみインポートしてすべての注入データに関連付けることができます。

EZChrom データ用の新しいメソッド

一定の条件下では、EZChrom データ用の結果セットメソッドを作成できません。EZChrom データに関連付けたメソッドは、マスターメソッドとして Methods フォルダーに残されます。OpenLab CDS データ以外のメソッドは結果セットフォルダーにコピーされません。

条件:

  1. EZChrom データを直接 OpenLab CDS に読み込んでいる(既存の EZChrom データとメソッドの使用を参照してください)

  2. OpenLab EZChrom 内の元のプロジェクトに、結果パッケージのメソッドとサンプルプレップファイルが含まれていない。

    この条件は、EZChrom プロジェクト設定で結果パッケージモードオプションが選択され、メソッドおよびサンプルプレップファイルを結果パッケージに保存がオフになっている場合に適用されます。

この場合に結果セットメソッドを作成するには、以下のいずれかのアプローチを使用します。

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