2D-LC アドオンをインストールした場合、注入結果ウィンドウに追加の情報が表示されます。詳細については、2D-LC ヘルプを参照してください。
注入結果ウィンドウには、選択した注入データの結果テーブルが表示されます。ピークごとに計算された積分結果が一覧表示されます。テーブルの各行はピークを表し、各列はピークで計算された値を表します。
ピーク選択は、他のウィンドウのデータ選択と同期されます(データの同期を参照)。
個別の計算を結果に追加した場合、その計算もこのウィンドウに表示されます。ピークの結果はテーブルのピークタブに含まれます。シーケンス、注入データ、およびシグナルの結果は サマリータブに表示されます。
注入結果テーブルに表示する列は選択できます。たとえば、以下のような列を選択できます。
#(ピーク#) | リテンションタイムに基づいたピークのインデックスです。 |
名前 | 化合物の名前です。ピークが同定されていない場合は空欄になります。 |
シグナル情報 | ピークが積分されたシグナルの名前です。 |
RT (min) | ピークのリテンションタイムです。ピーク頂点の時間に対応しています。 |
面積 (単位) | シグナルと 2 つのピークエッジ(ピークの開始マーカーと終了マーカー)のベースライン間にある面積です。 すべての結果で同じ単位を使用し(DAD 検出器の場合は mAU*s など)、測定ソフトウェアに単位を設定していた場合のみ、列ヘッダーに表示される単位です(EZChrom データでは単位は表示されません)。 |
面積% | 積分したシグナルのすべてのピークの面積合計に対するピークの相対面積(%)です。 |
高さ (単位) | ピーク頂点のシグナルの値と同じ時間のベースラインの値の差です。 すべての結果で同じ単位を使用し(DAD 検出器の場合は mAU など)、測定ソフトウェアに単位を設定していた場合のみ、列ヘッダーに表示される単位です(EZChrom データでは単位は表示されません)。 |
高さ% | 積分したシグナルのすべてのピークの高さ合計に対するピークの相対高さ(%)です。 |
ピーク幅 (min) | 選択したインテグレータにより推定されたピーク幅です。 |
アマウント | 検量線から計算された化合物のアマウントと単位(倍率と希釈率の適用前)です。補正ファクタを参照してください。 |
濃度 | 倍率と希釈率を適用した後の化合物の濃度(単位付き)または質量のパーセンテージです。濃度とアマウント %および補正ファクタを参照してください。 |
RF | 化合物の計算されたレスポンスファクタ(RF)です。計算は、解析メソッドのキャリブレーションパラメータに設定されている RF の定義モードによって異なります。解析メソッド:化合物:キャリブレーションを参照してください。 |
開始時間 (min) | ピークの開始時間 (min) |
終了時間 (min) | ピークの終了時間 (min) |
Norm アマウント | 単位を含む化合物のノーマライズアマウント。ノーマライゼーションの適用を参照してください。 |
UV 比較の一致ファクタ | 現在のピークの頂点スペクトルの UV リファレンススペクトルとの類似度を示す数字(0 = 一致なし、1000 = 同一)です。化合物同定の確認(UV)を参照してください。 |
UV 純度 | 現在のピークの UV 純度を示す数字(0 = 不純物あり、1000 = ほとんど純粋)です。解析メソッドの UV 純度チェックを設定を参照してください。 |
RT | クオリファイアイオンのリテンションタイム(抽出イオンクロマトグラム (EIC) 内のピーク)。化合物のクオリファイアが存在する場合、注入結果テーブルの右の クオリファイアグループの詳細ウィンドウに値が表示されます。 |
m/z | クオリファイアイオンの質量電荷比。化合物のクオリファイアが存在する場合、注入結果テーブルの右の クオリファイアグループの詳細ウィンドウに値が表示されます。 |
Rsp (%) | クオリファイアイオンとターゲットイオンのレスポンス比。化合物のクオリファイアが存在する場合、注入結果テーブルの右の クオリファイアグループの詳細ウィンドウに値が表示されます。 |
シグナル | クオリファイアイオンのシグナル名。化合物のクオリファイアが存在する場合、注入結果テーブルの右の クオリファイアグループの詳細ウィンドウに値が表示されます。 |
注記
注入結果テーブル内のいくつかの値は、データ測定時にクロマトグラフィデータシステムによって設定される場合があります。値が OpenLab CDS によって計算されない場合、注入結果の該当列のセルは再解析後に空欄になります。使用できる値を参照してください。
注入結果ウィンドウのコンテキストメニューから、テーブルをエクスポートできます。テーブルの内容はクリップボードにコピーしたり、ファイルとして保存したりできます。ファイルのフォーマットは以下から選択できます。
カンマ区切りファイル(*.CSV)
Excel ブック(*.xls)
Word 文書(*.doc)
PDF ファイル(*.PDF)
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