OpenLab CDS 2.8 with Feature Pack 02 では、MS シグナル、UV シグナル、または両方を組合せたフラクションコレクションのトリガー可能です。
マスベースフラクションコレクションに対応するハードウェアの組み合わせです。
Agilent 1290 または 1260 分取/分析スケール LC/MSD 精製システム
および
InfinityLab Pro iQ シリーズの質量検出器
LC/MSD iQ (G6160A)、Pro iQ (G6160B)、Pro iQ Plus (G6170A)
注記
上記の MBFC 精製システムに対応するソフトウェアは、OpenLab CDS 2.8 with Feature Pack 02 以降です。
ドライバー最小要件
LC & CE ドライバー 3.10
LC/MS ドライバー 3.2
ファームウェアの最小要件
LC ファームウェア、バージョン X.07.43
SQ-MSD ESW ファームウェアバージョン 12.1
UV ベースのシステムは、ピークごとに複数のフラクションを収集し、光を吸収するすべてのものを検出してしまうことがあります。一方、マスベースのシステムは質量に基づき、対象化合物のみを収集します。このレベルの特異性は、ワークフローの効率を著しく向上させます。
質量に基づくトリガーは選択性が高いので、1 回のランで収集されるフラクションの数が大幅に減ります。一般的に UV ベースでは、再分析に収集フラクションが 6 つ必要ですが、質量ベースではたった 1 つで済みます。
マスベースフラクションコレクションのコンセプトに関する概要(テクニカルノート)
医薬品不純物のハイスループット LC/MS 精製(アプリケーションノート)
1260 Infinity II 分析フラクションコレクタ / 1260 Infinity II バイオイナートフラクションコレクタ(ユーザーマニュアル)
1290 Infinity II 分取 Open-Bed サンプラ / コレクタ Agilent InfinityLab LC シリーズ(ユーザーマニュアル)
1260 Infinity II 分取フラクションコレクタ(ユーザーマニュアル)
1260 Infinity II 分取バルブベースフラクションコレクタ(ユーザーマニュアル)
MBFC のワークフローの主な手順
フラクションコレクションをトリガーするシグナルをメソッドに設定:フラクションコレクショントリガーシグナルが含まれるメソッドを開きます(LC/MS)。
測定の準備をし、サンプルをキューに追加します。
結果の評価:データ解析でフラクション結果をレビュー
フラクション結果のレポート作成:フラクションコレクションのレポートアイテム
base-id: 12650047883
id: 27021610414270859