マスベースフラクションコレクション(MBFC)

OpenLab CDS 2.8 with Feature Pack 02 では、MS シグナル、UV シグナル、または両方を組合せたフラクションコレクションのトリガー可能です。

必要なコンポーネント

マスベースフラクションコレクションに対応するハードウェアの組み合わせです。

ドライバー最小要件

  • LC & CE ドライバー 3.10

  • LC/MS ドライバー 3.2

ファームウェアの最小要件

  • LC ファームウェア、バージョン X.07.43

  • SQ-MSD ESW ファームウェアバージョン 12.1

MBFC の概論とバックグラウンド資料

UV ベースのシステムは、ピークごとに複数のフラクションを収集し、光を吸収するすべてのものを検出してしまうことがあります。一方、マスベースのシステムは質量に基づき、対象化合物のみを収集します。このレベルの特異性は、ワークフローの効率を著しく向上させます。

質量に基づくトリガーは選択性が高いので、1 回のランで収集されるフラクションの数が大幅に減ります。一般的に UV ベースでは、再分析に収集フラクションが 6 つ必要ですが、質量ベースではたった 1 つで済みます。

精製ワークフローの生産性向上(技術概要)

マスベースフラクションコレクションのコンセプトに関する概要(テクニカルノート)

医薬品不純物のハイスループット LC/MS 精製(アプリケーションノート)

1260 Infinity II 分析フラクションコレクタ / 1260 Infinity II バイオイナートフラクションコレクタ(ユーザーマニュアル)

1290 Infinity II 分取 Open-Bed サンプラ / コレクタ Agilent InfinityLab LC シリーズ(ユーザーマニュアル)

1260 Infinity II 分取フラクションコレクタ(ユーザーマニュアル)

1260 Infinity II 分取バルブベースフラクションコレクタ(ユーザーマニュアル)

MBFC ワークフロー

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