Oligo Analysis Accelerator (OAA) for OpenLab CDS は、合成オリゴ核酸用のアッセイと純度を計算する、データ解析にシームレスに統合されたソフトウェアアドオンです。Agilent LC/MSD シングル四重極検出器で測定した生データに対して行われる手間と時間のかかる作業を、ステップバイステップのウィザードによりガイドします。
オリゴ解析を開始する前に、OpenLab CDS のプロジェクトと解析メソッドを準備する必要があります。
OAA のウェブインターフェイスにアクセスするには、アドオンをインストールしたクライアントで https://localhost:52088/openlab/oaa/login を開きます。次に、ソフトウェアウィザードのガイドに従い、関連するステップを設定します。
アプリケーションノートは、https://www.agilent.com/cs/library/applications/an-openlab-oligo-analysis-accelerator-5994-7993en-agilent.pdf から確認できます。
全体的なワークフローのステップは次の通りです。
ネガティブチェックチューニングを実行します。
測定を起動し、測定メソッドを準備します。
測定セッションで、シーケンスを作成します。
データを測定します。
データ解析を起動し、結果セットと解析メソッドを準備します。
OAA ウェブインターフェイスで、OAA プロジェクトのパラメータを設定します。
OAA ウェブインターフェイスで、オリゴ解析を実行します。
オリゴ解析には以下のステップがあります。
初期セットアップ: プロジェクト設定を結果セットに適用します。システムスータビリティとサンプルのデータ解析メソッドパラメータをすべて入力し、それらも適用します。
システムスータビリティ: QC 標準の UV 積分を確認し、必要に応じて調整します。UV と MS の検量線が作成され、MS 結果のサマリーが作成されます。各 SST パラメータの合格/不合格をチェックします。結果はサマリーページにレポートされます。
イオンの分類: スレッショルドを超えたイオンは、自動的に既知、不明、または付加として分類されます。さらに解析が必要な場合は、標準と Harsh MS からのスペクトルを使用できます。分類を確認し、必要に応じて調整します。分類されたイオンリストの最終版が、抽出前にレポートされます。
積分: 分類されたイオンリストからの抽出イオンクロマトグラムが積分されます。各サンプルの UV シグナルも積分されます。必要に応じて EIC と UV の積分を調整します。
サマリー: 純度とアッセイ計算のサマリーをチェックし確認します。
データ解析で、結果をレポートします。電子署名を適用し、必要に応じて承認します。
base-id: 11461049483
id: 63050406244236427